テニスラケットのフレーム、素材的には大人用のモデルは主に「カーボン」で出来ています。
軽くて強度があるため、いろいろな製品に使われているカーボン。
そんなカーボンですが、使用しているうちに弱ってきます。
もちろんそんな簡単に弱るものではありませんが、、、
特に古いモデルのラケットだと、今よりも素材の性能が低く(もちろん、当時は最新ですが)耐久性もそこまで高くないという場合があります。
また、テニスラケットはストリングを張った状態で保管する場合も多く、テンションにもよりますが20kg前後の力が常にフレームにはかかっている状態になります。
決してラケットにとって優しい状況ではないですよね(;^_^A
人で例えると、、、こんな感じで10年過ごしているイメージですw
首、腰が終わりますね( *´艸`)
で、実際はボールを打つ度に衝撃も加わるし、夏場に車のトランク等に放置すると暑さも加わる。
相当過酷な状態で使われているのがテニスラケットです。
20年もののラケットの張替え
たまたま生徒さんが張替えに持ってきたラケットがかなりの年代物でした。
はっきりはわかりませんが、、、20年以上は前だろうなと。
で、少し塗装で気になる部分がありまして。
はっきり割れているわけではないけど、なにか違和感がある。
で、元々この生徒さんは「かなり劣化しているし、張替えの際に折れても仕方ない」と常々言ってくれている方だったので、事前に相談の上で張替えチャレンジしました。
結果、、、
突然フレームに亀裂が入って変形してしまいました( ;∀;)
フレームの内側、外側ともにはっきりと亀裂。
残念ながら、もうどうにもできません( ;∀;)
防げるのか!?
正直、寿命であることがほとんどなので、完璧に防ぐことはできません。
もちろん、なるべくフレームを傷めないように張り上げることは当然ですが、ダメージを0にすることはできない。
という中で、ユーザー側でできることは以下のような対策になります。
要はフレームに不要なダメージを与えず、ストレスフリーな環境をということです!
最後に
永遠に使えるフレームなどありません。
かなりハードに使う選手活動をしているレベルならまだしも、一般レベルであれば2~3年で劣化して壊れることはまずないと言ってよいでしょう。
とはいえ、少しでも道具のことを思い、大切に使おうということであればなるべくストレスがかからないようにしてあげたいですね!
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