テニスシューズのサイズ選びについて説明します。
普段の靴と同じサイズでいいんでしょ?
そんな安易に決めては「絶対にダメ」です!!
まず最初に言いたいのは「必ず購入する前に”試し履き”をしてください」ということです。
メーカーやモデルによって、同じサイズでも履いたときのサイズ感はかなり異なります。
これは普段着用する靴(スニーカーなど)でも同じだと思います。
テニスシューズは激しい動きに対応できないとダメなので、選び方がシビアになります。
特に普段ゆったりめを履かれているのであれば、なおさら注意が必要です。
試し履きをするときに注意すること(チェックポイント)
それでは実際に何をチェックすべきか、確認していきましょう
試し履きをする前に
お店に出向く前にまず確認してほしいことがあります。
そう、靴下です!
実際にテニスをする際、できれば厚手の靴下(クッション性があるもの)を着用すると思います。
薄い靴下で試着すると、実際に使う際にサイズ感が異なるため、できるだけ実際の使用時を想定した靴下を着用してください。
いざ、試し履き
まず最初はつま先の当たり方です。
ひとまず、ご自身の普段履いている靴と同じサイズのものを試してください。
靴を履いたら、
1.つま先をあげ
2.踵を床にトントンして
3.踵をシューズに寄せて
4.靴ひもを適度に締めてください
踵をシューズに寄せる(つま先側に足を押し込まない)ことがポイントです!
その状態で以下をチェックします!
1.横幅
⇒窮屈すぎないか確認してください。もちろん緩すぎてもダメです。
2~3回プレーすると多少は緩むので、適度なフィット感があればOKです。
なお、メーカーやモデルによりますが、横幅にもサイズの展開があります。
3Eとか4Eと記載されており、数字が大きい方が幅広になっています。
2.つま先側の余裕
⇒踵をシューズに寄せた状態で、つま先側に1cm程度の余裕があればOKです。
この時点で、つま先が当たっている場合はNGです。
1サイズ大きいものを試してください。
3.歩いた時の状態
⇒上の2つがOKであれば、着用した状態で少し店内を歩いてください
靴の中で足が動くようであれば、サイズがあっていません。
テニスシューズの役割
テニスは”前後左右に瞬発的に動く”スポーツです。
そのため、靴のフィット感は非常に大切になります。
おそらく、試し履きをした際に足が痛い(靴が小さい)ものを購入する人はいないと思いますが、余裕のあるシューズ(足が靴の中で動く)を購入する方もいます。
わたしの勤務先でも、特価シューズで在庫にサイズの選択余地がなく、普段より1サイズ大きいものを買う方が時々いらっしゃいます。
※私が接客しているときでしたら、説得して購入を断念させることが多いです。
たしかにサイズにゆとりがあるので履くことは履けます。
しかし、靴の中でプレー中に足が動くと・・・
1.水ぶくれができる
2.ダッシュ⇒ブレーキを繰り返すうちに爪が死ぬ(内出血⇒剥離)
3.コートにつま先がひっかり転倒
というようなことが起きやすくなります。
靴を妥協して怪我をしては意味がありません。
快適なテニスライフを送るためにもシューズは妥協せず、
足に合ったものを選ぶようにしてください。
迷ったらお店の人に遠慮せず相談しましょう!