最低限知っておいた方がよいコートマナーについて記載します。
特に隣のコートと仕切りがない市営コート等では知っているかどうかで大きな差がでます。
あなた自身が嫌な思いをしなくていいように、是非ご一読ください。
コートマナー
コートマナーは大きく「隣のコート等、同じコート以外の人に対するもの」と「誰に対しても意識してほしいもの」に分けることができます。
特に隣のコートへの配慮ができていないと相手(他人)に不快な思いをさせますし、場合によってはあなたの振る舞いが相手を怒らせます。
以下に記載するのは「電車の中では携帯電話で通話しない」のと同じくらい当然のレベルのマナーです。
一読のうえ、最低限のルールを守ってプレーしてください!
近隣のコートに対するマナー
隣のコートを通り抜ける(主にコートへの入退場時)
テニスコートによっては入り口の関係で、隣のコートを通り抜ける必要がある場合があります。
以下の図のようなコートですね!
2面ごとにフェンスで囲まれており、入り口が1か所というパターンです。
※私のホームコートはこの方式です。。。中央に入り口作ってよと言いたい(;;)
このような場合、通り抜ける際に気をつけてほしいことが2つあります。
1つは「プレー中は後ろを通らない」ということです。
2つ目は「だらだら通り抜けず、走って通り抜ける」ということです。
プレー中に後ろを通らない
プレー中に後ろを通過すると、手前側でプレーしている人と接触する危険があります
また、反対側のプレーヤーは”コートに侵入してきた人がいる”と認識してしまい、結果としてプレーを妨害することになります。
加えて、反対側のプレーヤーが打ったボールが貴方(通過者)に直撃する可能性も出てきます。
そのため、プレー中は邪魔にならない位置(上の図であれば入り口付近)で待機し、プレーが途切れたタイミングで通り抜けるのが正解です!
だらだらと通り抜けない
隣のコートの人達はプレーを中断して、あなたの横断を待ってくれています。
もし、だらだらと話しをしながら歩いて通過されたらどう思うでしょう!?
全力疾走する必要はありませんが、急いでいるよアピールは重要です!
プレー中にボールが隣のコートに入ったとき
初級、上級関係なく、隣のコートにボールが飛び込むことはよくあります。
気を付けることは2つです。
1つ目は「基本的には自分でボールを取りに行く(姿勢を見せる)こと」
2つ目は「先ほどと同じくプレー中(特に試合中)は勝手に侵入しないこと」です。
自分で取りに行く
隣のコートの人の足元に転がった場合などは拾ってくれるでしょう。
が、基本的にはあなたが飛ばした以上はあなたが拾いに行くべきです。
「取ってくれるのが当たり前」とか「飛ばしたのに放置」はNGです。
自分で拾いに行くことを心がけ、拾ってもらったときはお礼を言う様にしましょう!
(隣のコートが)プレー中は取りにいかない
プレー中のコートに勝手に入るのはNGです。
危険しかありません。
先ほどのコートの通り抜けの注意事項に書いた理由と同じです。
プレーが途切れるのを待ってボールを拾うようにしましょう。
誰に対しても意識してほしいマナー
ボールを渡すとき
テニスコートにいると人にボールを渡すシーンは多々あります。
ダブルスをしていてペアにボールを渡す、隣のコートから飛びこんできたボールを返す等です。
その際に気を付けるのは「相手が取りやすいよう配慮する」ということです。
具体的には「手で投げて、ワンバウンドで相手に届く」のが理想です。
ラケットで打って渡すのもOKですが、強くなりすぎないよう配慮しましょう。
またボールを渡す前に「ボール行きます」とか「ボール送ります」と一声かけるとGOODです!!(スクールだとコーチは生徒さんにボールを渡す際、必ず一声をかけているのではないでしょうか?)
コミュニケーションを取らずボールを送ると、相手が気づいておらずボールが直撃するという事態も起こり得ます。
ボールが人の足元に転がっている
テニスをしている最中に怪我をする状況で多いのが「足元に転がってきたテニスボールを踏む」というものです。(捻挫や骨折につながります)
プレーしている人は案外自分の足元が見えないものです。
もし足元にボールが転がっていたら「〇〇さん、足元ボールあるよ」とか「足元危ないよ」等声をかけてあげてください。
ゴルフで「ファー」って叫ぶのと同じような気配りですね!
まとめ
ここに記載した以外にも、意識してほしいことはあります。
が、全てに言えるのは「相手に配慮して、お互いが気持ちよくテニスできる」ようにすることです。
自分がされて嫌なことはしない、という至極当然のことだと思いますので、是非自分の行動を思い返し、マナー向上につなげていただければと思います(^^)