結論編では敢えて触れませんでしたが、
ここではバランスポイントについて記載します。
バランスポイントってなんだろう?
バランスポイントとは「グリップエンドからラケットの重心位置までの長さ」を示す数値のことです。
わかりづらいですよね。。。
イメージにすると以下のようになります!
下手な図で申し訳ないですが、グリップ側とフェイス側の重量のバランスが取れる位置(重心位置)までの距離をバランスポイントと言うわけです。
つまり、、、
バランスポイントの数値が大きい=面側が重い(金槌イメージ)。
バランスポイントの数値が小さい=手元が重い(先っぽが軽い)。
ということになります。
仮に上の位置がグリップの端から32cmのところで均衡しているなら
バランスポイントは320mmと表記されています。
(基本的に単位はmmで記載されています)
バランスポイントによる違い
では、具体的にバランスポイントが異なるとどう変わるかを説明します。
トップヘビー(数値が大きい)
イメージは金槌のような先っぽの重いラケットになります。
目安としてはバランスポイントが「320mm」より大きい数値のラケットと思ってください。
<メリット>
・先端が重いため、遠心力を活かしたスイングができる=威力UP
・スイートスポットからずれてもボールに負けづらい
<デメリット>
・先端が重いため、瞬発的な動きを取りづらい
・ラケットの操作性が落ちる
そのため、どちらかと言えばストローク主体の
プレースタイルに向いているとされています。
トップライト(数値が小さい)
手元が重く先が軽いラケットになります。
目安としてはバランスポイントが「310mm」より小さい数値のラケットと思ってください。
<メリット>
・先端が軽く、操作しやすい
・重さが気になりづらい
<デメリット>
・先端が軽いため、慣れないと手打ちになりやすい
・ラケットの重量が重いモデルが多いため、疲れやすい
瞬発的な動きに対応しやすいバランスのため、
ネットプレーを好むプレーヤーが選ぶ傾向があります。
結局何を選べばよい?
最初のうちに購入するということを考えると、
まずはどちらに偏ったわけでもない「イーブンバランス」を選びましょう。
つまりトップヘビー、トップライトの中間ですね!
バランスポイント320mmのモデルが非常に選択肢も多く、
安心して使っていただくことができると思います。
ですので、迷ったら320mmのモデルを探すとよいでしょう。
「オールラウンドに使いやすいラケット」という位置づけになります!