結論編で「285~305グラムを選びましょうと」記載しましたが、
ここではラケットの重さに関する説明をしていきたいと思います。
ラケットの重さについて
ここでいうラケットの重さとは「ラケット自体の重さ」のことです。
※ガットやグリップテープ、振動止め等の付属品は除外です。
今現在、ジュニア向けのラケットを除外すると市販されているラケットの重量は
おおよそ250g台~350g程度まで100g程度の幅があると思います。
重さで何が変わる?
ラケットの重さが変わるとあなたのプレーの何が変わるのでしょうか。
一番影響を受けるのは「ボールの威力(運動量)」です。
ボールを打ったときのボールの強さは、次の2要素によって決まります。
・スイングのスピード
・ラケットの重さ
感覚的に理解してもらえれば十分なので、交通事故に例えます!
時速40kmで軽トラックと、10tトラックが走ってきたとします。
どちらと衝突する方がダメージが大きいでしょうか?
当然10tトラックにぶつかった方がダメージ大きいでしょw
って答えると思うんですね。
同じスピードでぶつかれば重たい方が衝撃は大きいです。
もちろんボールとラケットの関係も同じです。
ですので、威力のあるボールを打とうと思うと、ラケットの重さが必要になってきます。
なぜなら、、、スイングスピードを上げるのは大変だし、限界があるからです。
どの重さがいいのか?
では、「現存する最重量ラケットを選べばよいか?」というと、そうではありません。
あまりに重いと「そもそも振れない(スイングスピードが遅くなる)」ことになったり、
「無理をして怪我をする」ことになりかねないからです。
そのため、軽く素振りをしてみて、あまり重いと感じない範囲の中で
重いラケットを選択いただければ問題ないと思っています。
それが、基本的には前述した285~305gという数値に収まることが多いのです。
もちろん使う人の体格や筋力によっても変わりますので、当数値を参考に考えてもらえればと思います。