とても人気というか注目の高いダンロップのCX200とCX400。
以前にインプレ記事も掲載しましたが、昨日レッスン後にコーチ同士でダブルスをしたので1試合ずつ使ってみました(^^)
それぞれガットのセッティングは次の通りです。
レッスン前に張っておいたものを使用しました!
テンションはいずれも48-45ポンドで設定しています!
1stセット ~CX400で挑む~
1セット通して使っての感想です。
操作性に関して
やはり軽量ということもありラケットの操作性は非常に優秀だと思いました。
重量が285gしかないので、ボレー主体のダブルスでは非常にラクチンという印象。
また、リターンも合わせやすく、振り遅れは少なくすみました。
※普段使用しているラケットは315gと30gの差がある状態での感想です。
一方、軽さが仇になる場面も。
具体的にはネットプレー時に相手から突き球を打たれ困りました。
ボールの威力に負けてしまい、バックアウトするシーンがちらほらと・・・
雑振動も少なく面の安定感は高い方だとは思うのですが、普段とのギャップでしょうか?
速い球の処理で抑え込むのに困りました。。。
操作性は高いよ!
ただ、重いボールの処理に困るときが、、、
打球感に関して
いつもの試打ラケと異なり、ポリのガットを張れたのが大きかったと思います。
CX400はRA値=71に設定されており”しなるタイプ”ではありませんが、ナイロンガットと異なりボールを捕えている感覚がそれなりにあったため、プレーしやすかったです。
やはりボールを潰しにいった際の打球感ではナイロンよりポリに軍配が上がるって感じですね!
※これを言うと最早ラケットのインプレではなくなっていますが、、、w
特にこちらからしっかりとボールを打ちにいったときは”掴む感覚”を感じやすかったです。
逆に、早いボールをブロックしたときは”掴む”より”弾く”が勝っていたと思います。
タッチ系を重視したい方であれば”マルチ系”のガットをテンションをあまり上げずに張ると良いのかなという印象も持ちました。
テンション高めで張ってしまうと反発力が勝ちすぎると思います。
個人的なイメージですがバイフェイズ(テクニファイバー)あたりは合う気がします!
スピン性能に関して
「グリグリに回転をかけてボレーヤーの足元に沈める!!」というようなショットには向かないラケットだと思います。
スイートスポット付近はガットの目が細かく、回転がかかりやすいかというと、、、
「かけたなりにしかかからない」という印象でした。
この点は以前から全く印象が変わりません。
それよりも厚いあたりでネットぎりぎりを通す突き球が打ちやすいという印象でした。
スピン性能を求めるのであればSXシリーズをどうぞということでしょう。
CX400に関する印象まとめ
何度か使用することができたCX400ですが、実践を通して思ったのはこの4つ。
CXシリーズはやはりフラット~フラットドライブ系の厚い当たり中心で低い弾道にマッチしたラケットだなという印象です。
これは間違いないと思います!!
あとは軽さとラケットの反発力をどう評価するかという点が人によって異なってくる部分だと思います。
そういった意味でも今回CX400Tourが追加され、CX200、CX400Tour、CX400という選択肢が用意されたのは非常に意味があったのではないでしょうか。
ということで、次回にCX200を使った2ndセットを踏まえたインプレをあげたいと思います。
コメント