結論編で「迷ったらグリップサイズ2を選びましょうと」記載しましたが、
ここではグリップサイズに関する説明をしていきたいと思います。
グリップサイズとは
そもそもですが、グリップサイズはグリップの太さを指しています。
国内で流通しているラケットでは基本0~3の4段階があります。
※海外版で4もありますし、カスタムで5以上というのも存在します。
この0~3(または4)の数値ですが、グリップの周囲の長さに由来します。
具体的にはグリップ一周は4インチ(約105mm)+α/8の長さがあります。
この「αにあたる部分」の数値がグリップサイズで言われる数値になっています。
つまりグリップ1=4+1/8インチですし、グリップ2=4+2/8インチとなっています。
グリップサイズが1大きくなるごとに
「周囲が1/8インチずつ大きくなる」ということです!
どうやって選べばよい?
基本的には「グリップを握った際に指先と手のひらの間に指1本入る間隔がある」のが
よいとされています。
細い、太いの特徴でいえば、太い方が力は入りやすいです。
一方、バドミントンをやっていた方などは細い方が慣れていて
扱いやすいという話を聞いたこともあります。
爪が手のひらに当たらないなら好みで選んでいただいて大丈夫です。
グリップテープの存在
テニスラケットには最初からグリップにテープが巻きつけてあります。
もちろん、購入後にビニールをはがせばそのままプレーすることもできます。
しかし、正直それはあまりお勧めしません。
オーバーグリップとリプレイスメントグリップ
グリップテープには2種類あります。
オーバーグリップとリプレイスメントグリップです。
オーバーグリップとは、元から巻かれているテープの上に重ねて巻くための
グリップテープです。私個人では2~3週間に1度は巻き替えをしています。
巻き替える前提のため、1本あたり200円前後の物が多いです。
一方、リプレイスメントグリップとは、ラケットに直接巻き付けてある、
少し分厚いタイプのグリップテープのことです。
(購入時に最初から巻かれているのはこちらです。)
裏面にスポンジがついている等、少し分厚く、クッション性が高いものが多いです。
その分、お値段も高く、1本あたり1000円以上はすると思ってください。
※皮のテープなど、4000円程度する高級品もあります。
使用しているとグリップテープは破れたり汚れたりしますので、
グリップテープは消耗品でそれなりの頻度で交換します。
そのため、交換前提で購入時に巻かれているテープの上に
オーバーグリップを巻く人が多いです。
(巻き替えがラクチン、コストが安く済む)
2枚巻く前提ということは…?
基本的に多くのプレーヤーが2枚(購入時に付属するグリップ+オーバーグリップ)巻くとお伝えしましたが、要は「2枚巻く分、持った感覚は購入時に触ったときより太くなる」ということです。
そのため、「少し太いけども…ま、いいか」と思ってラケットを選ぶと後で困ります。
ですので、ちょうどよい(持ちやすい)、もしくは少し細い?というくらいの
サイズを選択すれば間違いは起きづらいということになります。
結論として
グリップサイズは基本1~3の中から選ぶことになると思います。
基本的には2を選ぶと間違いは起こりづらいと思います。
あとはサイズを気にせず、実際にショップで持ち比べをしてみて
持ちやすいものを探すとよいと思います!