今日は道具から離れたテニスの技術的なお話です。
そもそもですが、まず最初に質問です。
皆さん、利き手はどっち?って聞かれたら即答できると思います。
では、、、「利き足はどっち?」
意識したことありますか?
サッカーをしていた方や、格闘技をしていた方は認識あるかもしれませんね。
利き手と同じで利き足もあります。
大概の人は「利き手と同じ」だと思います。
なぜこんな質問をしたのか。
それはフットワークに影響が大きいからです。
フットワークに関する利き足の影響
一番わかりやすいところから行きましょう。
オムニコートでテニスをしていると、走らされた後、滑りながらショットを打つことがあると思います。
イメージしやすいのは「ジョコビッチ」でしょうか。

スライドしながら打つシーンがしょっちゅうありますね( ´艸`)
さすがにここまでは無理として、、、
でもオムニで滑りながら打つこと、ありますよね!?
さて、、、フォア側、バック側どちらでやっていますか?
みなさん、「フォア」と答えるはず!
レッスンしていると大概の人がフォアは滑りながらショットすることができます。
では、、、バック側は?
そう、できない人、多いのです(;^_^A
なぜか、、、それは「利き足ではない」からです。
ボレーが一番簡単に意識できる
先の紹介したストロークで滑りながら打つのは、、、ダブルスメインの人は使用頻度も少ないでしょうし、非利き足で滑るのは難易度が高い。
それよりももっと一般プレーヤーができることがあります。
それが「ボレーのフットワーク(一歩目)」です。
皆さんボレーのときに踏み込むイメージを持っていると思います。
また横向きを作るという意識の方も多いと思います。
右利きの人がフォアボレーを打つとして、、、
足の動きは右足でタメをつくって左足が踏み込みながら打つはず。
ではバックボレーは??
いきなり右足でいきませんか?
レッスンしているとほとんどの方がバックボレーは右足の一歩で打っています。
左足はほぼ動いていない。
フォアボレー打つときは右、左の順に足が動く。
では、逆のバックボレーは左、右の順に足が動くべき!というのが基本思想です。
左右対称に足が動かせるから守備範囲も左右均等になるはず。
左足を流れの中で動かせるという方、上級でも少なかったりします(笑)
2ステップ必ず動くと思ってボレーやってみてください。
すごくよい刺激になると思いますよ!
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