中古でグリップ3が2本揃いで販売されていたため、購入したE-zone98(2020モデル)。
カスタム(重り追加とグリップ変更)をして2週間経過したので感想を。。。
E-zone98(2020)について
まずはE-zone98について特徴を確認します。
重さ:305g
バランス:315mm
ストリングパターン:16×19
採用技術:アイソメトリック、O.P.S、VDM、新フレーム形状&エアロ断面形状
M40X、ライナーテック、デュアルシャットシステム、エアロシェイプ
ショックレスグロメット
VDMについて
2018モデルのE-zone98との差異は「VDM」でしょうか。
これはVibration Dampening Mesh の頭文字で、要は「振動吸収材」です。
現行のVコアプロから採用されている素材ですね!
グリップの内部に当メッシュが使われており、これによって打球時の雑振動を吸収する仕組みになっています。
最近のヨネックスに共通で組み込まれていますね(^^)
今月発売となったVコアにも採用されています!
新フレーム形状&エアロ断面形状
フレームの断面が前作から生まれ変わったとのこと。
正直、見た目ではわかりませんでした(^^;)
が、メーカーHPではこのように差が示されています。
これによりオフセンター(フレーム気味)でも打ち負けない、柔らかい打球感になるとのことです。
実際に打ってみて
前作に張り上げているものと同条件で張り上げて使用しました。
縦がポリツアー120を46ポンド、横がアディクション125を44ポンドです。
VDM効果でしょうか。前作よりも打球時の衝撃が手にきません。
良く言えば柔らかい打球感ということでしょう。
、、、が、正直に言って打球時の情報が少なくてよくわからない。
レザーグリップに変更しているのですが、それでも手に伝わってくる情報が少なく、ちゃんとボールを捉えているのかがよくわかりません。
ピュアドラにありがちな予期せずぶっ飛ぶミスもチラホラ。
慣れの問題もあるかもしれませんが、第一印象としては使いづらい(;;)
楽だしボールもよく飛ぶ。
でも使いづらい(コントロールしづらい)という第一印象。
特にストロークでこの印象が強かったです。
慣れたらいいのかな??
ボレーやサーブではそこまで思いませんが、、、
でもボレーも思っているより浮いてしまう印象です。やはり飛びやすくなったのが要因でしょうか?
2021年に発売になったラケット
先日レビューしたVコア、ラジカル、CXシリーズなど今年発売となったラケットを見ていると、例外なく「打球感の柔らかさ」を強調しています。
また打球時の振動吸収もウリにしているモデルが多くなってきていると思います。
今回VDMが搭載されたモデルを打って思ったのは・・・
「ある程度の振動や衝撃は手に伝わってほしい」ということです。
過度に衝撃が吸収されると、コントロールが難しいのでは?というのが率直な感想。
正直2018モデルに戻すか、あえて2016の時のE-zoneDRに戻すことも検討しています。
ひとまず1か月くらい使ってみて結論を出そうと思います。
この振動吸収に関して、同じように思っている方もいるのではないでしょうか?
コメント