【新発売】ブレードSW102 CVオートグラフv7.0(ウイルソン)について

ラケット情報

海外では先行して発売されていたようですが、2021年の全豪オープンでセレナ・ウイリアムズが使用していた”ブレード”の限定モデルが日本でも発売されました。

ブレードSW102 CVオートグラフ v7.0 、、、とても長いネーミングです。
SWはセレナ・ウイリアムズということでしょうか?
そしてブレードシリーズは第7世代ということでv7.0となっています。

デザインを見た第一印象としては、ジョコビッチがウイルソンと契約していたころ(Kブレード)を彷彿とさせるデザインで、現行のブレード(緑系)よりも好みです。
こっちのほうが圧倒的にかっこよくないですか?

ちなみに当時のKブレードはこんなデザインでした。

筆者
筆者

最近のウイルソンのデザインがあまり好きでなかったのですが、これは好みです!

きっと使わないのですが、、、ちょっとコレクションとして欲しいw

それでは早速スペック等を確認していきましょう。

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スペック

こちらのラケット、スペックが少し変わっており他のラケットにはない特徴を持っています。

特筆すべきは長さ(レングス)でしょう。
一般的なラケットは27インチ、ロングで27.5インチというのはよく見かけます。
今回のブレードはなんと28インチ。

セレナ・ウィリアムズが”GSタイトルを目指してパワーとコントロールを両立させるために選んだモデル”という触れ込みですが、一般人に28インチロングのスペックを使いこなせるのかがとても興味深いです。

1インチ=約2.5cmですが、0.5インチロング(27.5インチ)のラケットでも27インチ(通常サイズ)を使っている人からすると結構使い勝手が変わります。

ストリングパターンも18×19と少し細かい設定ですし、フレーム厚も22mmフラットとなっていますので、使いこなすにはそれなりの筋力やスイングスピードが求められるものと想像されます。

テクノロジー

このラケットに搭載されているテクノロジーを紹介します。
※これらの説明はいずれもメーカーHPに掲載されているカタログ等から引用しています。

BLX

BLXとは”バサルト・ファイバー + カロファイト・ブラックにより生まれるパワー、コントロール、そして心地良いフィーリングを兼ね備えた新素材”です。
バサルト・ファイバーとは「玄武岩」を1500度の高熱で融解したファイバーで以下3つの特徴を持っています。
①衝撃・振動をスムーズにする
②遮音性が高い
③軽量で剛性が高い

これをカロファイト・ブラック(ウイルソン独自のナノ・テクノロジー・カーボン)に融合させることで、高いパワーとコントロールと共に、心地良いフィーリングを実現しています。

CV(カウンターヴェイル)

独自の繊維構造を持つカーボンの一種で、NASA(アメリカ航空宇宙局)も認める高性能素材。
特徴は従来のものより衝撃を吸収できる点で、素材単体では、約130%もの衝撃吸収性能を発揮する。
また、筋電図を用いての試打テストでは、腕の筋肉全体が従来製品比で14.5%休んでいるという結果が出ている。

X-LOOP FRAME

ボックス形状とラウンド形状の特徴を兼ね備えたD型の断面形状をシャフト部とフェイス部で反転させた形状。シャフト部ではしなり、フェイス部ではうねりとなって打球時に変形復元することの相乗効果で、強力にボールを打ち出すと共に、自然な打球感、強力なスピン性、パワーのすべてをバランス良く発生させる。強力なボールを正確に打ち出せるフレーム形状。

PARALLEL DRILLING

ストリング・ホールをストリングと平行に開けることで、通常よりもストリングのたわみが増加し、スウィートスポットが広くなると共に、クリアな打球感が実現される。
パラレル・ドリルの場合、ストリングの接する点がフレームの外側にあるため、たわむ量が増加する。

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販売価格について

国内大手のショップで見ると3万円を少し超えるくらいの値付けでしょうか。


ウイルソン[Wilson]テニスラケット BLADE SW102 AUTOGRAPH CV(ブレードSW102)(WR059111U+)

海外正規品であれば2万4千円台となっていました。
クーポン利用やポイントを考えると実負担はもう少し安くなりますね。


【火-木は4%OFFクーポン】ウィルソン(Wilson) BLADE SW 102 V7.0 AUTOGRAPH (306g) 海外正規品 硬式テニスラケット WR059111U

数量限定ということもあり、オークションなどでは転売が始まっているようにも思えます。

ただ、このラケットは28インチということもあり使い手が相当に限定的なのではないかと思います。
よってオークションでの高値転売は望み薄なのではと。
もちろん将来的にはどうなるか知りませんが、今は普通に購入できるようですのでひとまずは実店舗からの購入をお勧めします。

試打をしてみたいですが、、、さすがに限定モデルですし試打の機会は中々ないかと思います。
使えない前提で買うには勇気がいりますし、、、悩ましいモデルですね。

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