【名器復活】ファントムグラファイトをインプレ

インプレ#ラケット

連日のプリンスのラケットインプレッションです。
今日は名器グラファイトの打ち比べを行いました~!

シャフト部の”クロスバー”が目を引くグラファイト。
懐かしいと思われるのではないでしょうか?

ウィルソンのプロスタッフ、ヘッドのプレステージ的な位置づけ。
つまりメーカーにおけるフラッグシップモデルかつ虜になると手放せない名器です。
プリンスの50周年を記念して最新技術を搭載し蘇ったということです(^^)

それでは早速見ていきましょう!

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【インプレ】名器グラファイトが復活~100と107を打ち比べ~

ラケットのスペックについて

まずはスペックについて確認です。
なんと107インチモデル(オーバーサイズ)で305gmの重量があります。

90インチ台の競技者向けモデルと同等の重さです。
そして107も100も非常にフレームが薄い。
フェイスサイズだけで判断してはダメ”ということですね。。。

名称ファントムグラファイト100ファントムグラファイト107
フェイスサイズ100inch107inch
平均ウエイト310gm305gm
バランスポイント310mm310mm
全長27inch27inch
フレーム厚21.5-20-17.5mm21.5-20-17.5mm
ストリングパターン16×1816×19
発売時期’20/5’20/5
価格¥40,700(税込)¥40,700(税込)

また、今回打ち比べを行った100と107に加え97インチのモデルもあります

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採用されている技術~名器に搭載された最新技術~

テキストリーム×トワロンテクノロジー

テキストリームに新たにアラミド系繊維の一つである「トワロン」を組み合わせたハイブリッド素材。
通常のテキストリーム以上の剛性を持つことで、「球持ち感」を持たせつつ「スピードアップ」させることに成功した。

CTS

グリップ上部からフレームトップ部にかけて均等に厚みを増していくフレーム形状により、スウィートエリアがトップ方向へ拡大します。さらに、フレックスポイントから打球点までの距離が長くなるため、フレームのしなりによるパワーがアップします。

ATS(Anti-Torque System)

シャフトに加え、フェイスの10時と2時にTeXtreme×Twaronを配置することで、ラケット上部の剛性が増し、ボールの推進性とコントロール性がアップ。
さらには、振動吸収性が増し、クリアな打球感で「掴んで弾く」性能が向上。

※いずれもPrinceのHPより引用

ほかのラケットにはない、グラファイトならでは!!

なんといってもクロスバーの存在はグラファイトならではでしょう。
シャフトにグラファイトの代名詞クロスバーを搭載することで、フレームの捻れを抑え、コントロール性能を大幅にアップしているとのことです。

クロスバー

使用して思うこと

今回は3レッスン270分でグラファイト100とグラファイト107を使用してみました。
最初の1レッスンは100を、次は107を、そして最後の1レッスンは100と107を交互に使うような形で試してみました。

ファントムグラファイト100(PHANTOM GRAPHITE 100)を使用

まず使用して最初に思ったのは、フレームの剛性感の高さがすごいということでした。
BOXフレームかつ薄ラケということで、打感がガッチリしており、手に伝わってくる情報が多いイメージです。

一言でいえば硬派な競技志向ラケットですね。
ピュアコントロールやプレステージが好きな方に好まれそうと思います!!

そして、、、自分が普段使っているラケットよりフェイスサイズは大きいのですが、とてもそうは思えない。
目隠しされた状態で渡されて使ったならば”90インチのプロスタッフ”を渡されたと思う。
正直そのくらいのハードスペックだと感じました。

~Good~
・打感がすごくしっかりしており、どの辺りで捕えたかがわかりやすい
・重量があること+フレームの剛性が高い → ボールに力負けしない
・捕えた感がしっかりあり、厚く当てるスイングと相性◎

~Bad~
・こするような回転のかけ方だとかなりショートする(飛ばない)
・アシスト感はかなり少なく、自分で打って飛ばさないとダメ

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ファントムグラファイト107(PHANTOM GRAPHITE 107)を使用

107インチに対しては”ふり抜きが悪く、操作性が良くないだろう”と思っていました。
いざ使ってみてこの先入観が完全に間違いだと気づかされました。

100インチのモデルと比べてパワーがあるのと、回転のかかり方が良く感じます。
そして”デカラケ”なのに打感とふり抜きが良い!!

正直自分が購入するなら107インチだと思いました。

~Good~
・107インチのデカラケと思わせない打感
・重量があること+フレームの剛性が高い → ボールに力負けしない
・パワーもあるしスピンもかかる

~Bad~
・薄い当たりで飛ばないのは100同様ですが、100よりはアシストがあります。
・一般的な107インチ的なアシストはなく、いい意味でも悪い意味でも競技志向ラケット

最後に

今までデカラケに一切興味はありませんでした。
105インチを超えるモデルはふり抜きもイマイチだし、ボールはぶっ飛ぶ。
レッスンの球出しで楽をするためのアイテムと思っていました。

が、、、グラファイトに関しては別物でした。

107インチのグラファイトは非常に使いやすく、中級者~上級者にとっても実用的だと思います。
100インチや97インチは体育会テニス向きでしょうか!?
少なくとも部活テニスに触れたことがなく、トレーニングもしていない私にとってはとても使いこなせるスペックではないと感じました。

体格のよい方やパワーがある方には100インチでもよいと思いますが、アベレージプレーヤーには107インチをおすすめします。

特に黄金スペックを使用している方で興味がある方は100インチだけ試して”やっぱり違うな”と思うのではなく、107インチを試打してみることをお勧めします。

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