全仏オープンが始まりましたね。
全豪オープンのときはかなりニュースになっていた(隔離問題の影響?)気がしますが、全仏はひっそりとしている印象です。
そんな中、大阪なおみ選手の”会見拒否宣言”が話題になっていますね。
勝とうが負けようが関係なく”試合後の会見はしない”と宣言したものです。
記者会見は選手の義務
4大大会では大会規則で”規定の取材に応じない場合には罰金を科す”とされています。
スポンサーあってのプロスポーツですし、テニスの人気・プレゼンスを高めるためにもファンに向け、世間に向けて会見を通じて情報発信をしていくのがプロとして活躍する選手の義務というところでしょうか。
正直、翻訳されたものでしか読んでいませんが、私はトップ選手達の会見を非常に楽しいにしています。
フェデラーやジョコビッチが試合中にどのように考えていたのか。
そのすべてを知ることは出来ませんが、コーチしている者として、一流選手の発言に何かしらのヒントや気づきを求めているのです。
時にはジュニア達に伝えてあげたい内容に出会うこともある。
自分自身のプラスになる内容もある。
そんな会見をすべて拒否というのはいくら程度の低い質問をする人が記者にいたとしても、、、
さすがにやり過ぎではないかと思っています。
主催者が用意した場を無視するのではなく、程度の低い質問や意地悪な質問をするメディアをコントロールしてくれよって思う。
ま、私がどう思ったところで彼女には関係ないのですが。
置き換えて考えるととんでもないよね?
テニス選手にとって、試合がメインの業務だとする。
そう考えると普段の練習はメインの業務のための下準備。
では記者会見は?
メイン業務にくっついてくるオマケ?
付随業務のようなもの?
テニスコーチの私で置き換えると、、、
レッスンがメイン業務。
レッスンの内容を考えたりコートの準備をしたりがメイン業務のための下準備。
では、、、レッスン後に生徒の疑問に答えたり、フロント等で接客に回るのがプロでいう記者会見?
これを拒否するテニスコーチって、、、とんでもないですよね!?
レッスンの時間が終わったとたん話しかけても無視。
フロントにいるタイミングで振替予約をお願いしようとしたら拒否。
普通ではありえない。
罰金払えばよいって問題ではないですね。
テニスコーチがこんな態度だったら、、、おそらくそのスクールは存在できません。
どうせなら
テニスの実力も申し分なく、発言力もお持ちなのですから、、、
会見拒否という強硬手段ではなく、もう少しやり方を考えた方がよいと思うのですが。
4大大会から追放ということにもなりかねない雰囲気になっているのがまたなんとも。。。
多くの選手が”意見は尊重する”的な発言はしているものの、会見拒否に賛成しているという意見を見かけないのもわかる気がします。
是非平和的な解決をして、雑音をなくした上で勝ち進んでほしいものです。
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