今回は少し前に紹介したPrinceの新しいTourシリーズ2023モデルからO3(100inch/305gm)の新旧比較をお届けしたいと思います。
個人的には従来になかった98inchが欲しいw
ですが、今回は100inchのモデルを打つ機会に恵まれたのでインプレしました。
今回、ラインナップ変更もあり割とプリンスユーザーを中心に関心高めな状態のTourシリーズ。
果たしてどう差を感じるのか!?
めちゃくちゃ楽しみです♪
新旧比較~スペック面を確認~
まずは今回インプレする100inchのモデルについて、スペック面の新旧比較をします。
今回スペック上の変更点は重量(310gm⇒305gm)です。
また、今回は記載していませんが、今作には「290gm」もラインナップされています。
自分の筋力に応じて選べるのはナイスですね!
技術的な進化
進化したのは「P.Vシステムを搭載」した点。
ちなみにPurify Vibrationの略称みたいですね。効果はこの通り説明されています。
各メーカー、振動吸収と打球感に関する技術を色々と考えますが、行きつく先はだいたい同じ。
余分な振動はカットし疲労軽減&打球感(情報)はしっかりと伝える。
それ以外の以下の機能は従来通り搭載されているようです。
・2ピーススロート
・テキストリーム×トワロンテクノロジー
・ATS
・NEW Oポート
・Xモーフフレーム
デザイン
白基調なのは従来通りですが、今回は白を基調に4色展開。
100のO3は白×金となっています。
これまたメーカーHPから引用させてもらいましたが、、、
めちゃくちゃ綺麗なカラーリングですね。
一番下が今回紹介のTourO3 100です。
手触りがさらさらしていて結構滑る感じでした。
艶があるけどマット感あるさわり心地というイメージですかね?
いざ打ち比べ
最初にお断りしておくと、個人的にはO3って正直苦手にしています。
打球感が頼りないというか、イマイチどこで打ったか、どう飛びそうかがわかりづらい。
そして球離れも速い感じがしていました。
レッスンで使用するには楽ができるナイスラケットだと思っているのですが、、、
というネガティブ感情がスタートライン。
いざ打ってみると、、、従来モデルのTourO3よりボールの接地時間が長く感じる。
打球感が軽い(O3感ある)のは今までと変わりませんが、ちょっと捕えている感が強い。
※従来モデルのO3とO3でないラケットの中間にあるイメージ。
その効果もあってか回転のかかりもよく、安心して振れる気がする。
そもそも回転量が少ないフラットドライブ系の弾道で打つのが私の持ち球。
なので、スピン系の方が使用すればもっと回転のかかりやすいラケットという評価になるのではと思いました。
もちろんアエロ(Babolat)やエクストリーム(HEAD)のようなスピンモデルと比較すればかかりにくいでしょうが、同じようなスペックのラケットと比較すればO3の恩恵もあり回転はかけやすいと思います。
また、ボレーも掴んだ感があり、楽にコントロールできました。
デザインも白基調で綺麗だし、かなり幅広い層にウケそうなラケット。
パワーもやはりO3だけあり、結構しっかりと出力されています。
もちろんBeastのO3 100と比較すると飛びませんが、ファントムO3の100やファントムグラファイト100と比較すると圧倒的にラクチンです。
競技志向のモデルの中ではかなり扱いやすいモデルと思ってよいと思います。
今回、普段使いのEzone98で使用しているアドレナリン(LUXILON)を48-46で張り上げて使用しました。
感覚的にはもう少しテンションをあげても使用できそうな印象でした。
・バランスがよいのは新型。スピン性能も新型の方がよいと感じた。
・パワーという点では旧型有利という印象。5gmの重量差がきいてる?
まとめ
今回、98inchを加えた4モデル展開となったPrinceのTourシリーズ。
カラーリングも鮮やかかつ白基調で人気がでそう。
今回はO3の100inch(305gm)を使いましたが、かなりバランスがよく、使いやすい印象を受けました。
普段がEzone98を使用しているだけにTour98を打ってみたいですね。
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