今日は自宅でもできる、初心者~初級者向けの練習方法についてです。
ラケットの扱いになれていないうちは、しっかりボールを捕えることも難しいですし、コントロールすることも困難だと思います。
ラケットでボールを捕える感覚が掴めると上達も早くなります!
変なクセがつく前に是非一度試してみてください。
準備するもの
準備するものは次の2つです。
・ラケット
・ボール
ボールはテニスボールでなく、クッションボールやキャンディーボールでも結構です。
むしろマンション等であれば柔らかいクッションボールの方が音が気にならずよいかと思います。
ちなみに…キャンディーボールって子供用のこういうやつですよ(^^)
また、お近くにテニスショップがあるならジュニア用のスポンジボールやレッドボールも非常に使い勝手がよいです!
練習方法
やることはいたって簡単です。
まず壁と1~2m離れて立ってください。
壁には目の高さあたりに目標物を設置できるとよりよいです。
後はボールをトスアップして、ラケットで軽くボールを打つだけです(^^)
この時に注意するのはスイングをしないこと!です。
ラケットはボールに当てるだけで止めてください。
金槌で釘を打つイメージです。
ボールをパンッ!とラケットで叩くイメージを持ってください。
・スイングせず当てるだけ=ラケットがボールに力を伝える瞬間を感じやすい!
目的
この練習の目的は「ボールをラケットで正しくとらえる」ということです。
当たり前のことを記載していますが、実はこれができない初心者の方は非常に多いです。
初心者の方はボールを打つことに必死になり余計な力を入れがちです。(力み過ぎ)
また、当然ながら打点も安定していませんし、ラケットを扱う感覚も身についていません。
先ほどは「金槌とくぎ」を例えに出しましたが、「ドアをノックする」ことをイメージしてもらった方がイメージしやすいかもしれません。
ドアをノックする際、ガチガチに力を入れて「手首が固まった状態」でノックする人はいないと思います。
手がドアに当たる”瞬間”に「キュッ」と力が入ると思います。
ボールとラケットの関係も同じです。
当たる瞬間に最低限の力が入れば楽にボールを飛ばすことができます。
逆に、どんなに頑張ってスイングしても、正しくボールに伝わらなければ意味がありません。
まとめ
つまらない練習と思うかもしれませんが、初心者~初級者のうちは「正確にボールを捕える」ことができない状態が多くなります。
まずは、簡単に正しい動きをできる状態を作りだし、「正確にボールを捕える」感覚を覚えることが上達の近道だと思ってください。
<注意点>
・軽くラケットをボールと当て、当たったところで止める(スイングはしない)
・ラケットは打つ前も打った後も目標に面を向けたままにする
とてもシンプルで簡単な練習ですが、これで狙ったところにボールをコントロールできるとラリーの1球目の球出しも上手にできますし、ボレーも簡単になります!
あほらしいと思われるかもしれませんが、当てるだけができないのにスイングは無理ですから是非1度試してみてください!
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