今回は初心者~初級者が苦手意識を持ちやすいサーブに関してです。
「なんとか入れる」から脱却し、「しっかり打てる」ようになっていきましょう!
サーブの基本
ラケットの持ち方(グリップ)
まずはラケットの持ち方の確認です。
ウエスタングリップ
初心者~初級者に多いのが、ラケットを地面に置き、そのまま上から握る(手のひらとラケットの面が同じ方向を向く)持ち方です。
※この持ち方を「ウエスタングリップ」と言います。
この写真のように地面に置いたラケットのグリップを握る持ち方ですね!
方向は安定しやすいのですが、サーブには向いていない持ち方になります。
また、飛距離も安定しづらい。
コンチネンタルグリップ(推奨)
硬式テニスのサーブに推奨されている持ち方です。
ラケットの面が地面に垂直になるようにし、その状態で握手をするように握ります。
親指と人差し指でフレームを挟み、そのままグリップまでスライドするという説明もよく聞きます。
この持ち方(コンチネンタルグリップ)がサーブにおいて推奨される基本グリップとなります。
ちなみに、個人差はありますが、このグリップでボレー、スマッシュも打つことができます。
また、スライスショットもこのグリップで打つプレーヤーが多いと思います。
ボレー等も同じグリップでできるため、準備が楽!
打点と面の確認
サーブを難しく感じる原因の1つに「打点がよくわからない」ということがあります。
コンチネンタルグリップで持った際の打点の確認方法を見ていきましょう。
自宅で出来る練習法
まずラケットを準備してください。
そして、壁の前に行き、上半身が壁に対し45度になるように立ちます。(下の図を参照)
雑なイラストですが、上から見たイメージですね。
※利き手が壁から遠いように立ってください。
この状態で腕を上に伸ばし、ラケットの先端で壁を軽く叩いてください。
このとき、ラケットの面が壁と平行になるようにしてください。
この壁とラケットが当たる形が、実際にボールを打つときの形とほぼイコールになります。
手のひらの向きや体の向きとラケットの向きの関係を覚えることで、コントロールしやすくなります。
まとめ
グリップを変えると慣れるまでとても難しく感じると思います。
ですが、打点と面の向きを感覚でつかみ取ることができれば、後は非常に楽になります。
また、このグリップに慣れると回転をかけることができるため、しっかり振りぬいてもボールがコートに収まるようになっていきます。
慣れるまで大変かと思いますが、是非コンチネンタルグリップでのサーブに慣れていきましょう!
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