昨日投稿しました実践インプレ第二弾です。
今回は2ndセットで使用したCX200について記載します。
※1stセット(CX400)の記事はコチラ↓
使用ガットはテクニファイバーの4S(ゲージ1.25)、テンションは48-45です。
2ndセット~CX200~
1セット目で使用したCX400と同じ切り口でインプレしていきたいと思います。
操作性について
結論としては”結構辛い”と感じました。
重さ以上にバランスポイントの設定が要因だと思われます。
CX400はかなりトップヘビーですが、ラケット自体が軽い(285g)ため、操作性は高いと感じました。
一方、CX200はバランスが315mmと手元に寄りますが、305gと重さがある分、操作性が劣ると感じたのだと思います。
ネット際でのボレー展開についていくのが大変でした。
CX400を使った1セット目はもう少し手を出せたのに、、、という思いがありました。
やっぱり頭が重いというか、、、少し出し遅れる場面がちらほらとありました(;;)
これはワタシの筋力不足か!?
ただ、他メーカーを見ても305gのラケット(例えばVコア98やピュアアエロVS)のバランスポイントは315mm設定でしたので、ここでいう”辛い”はCX400との対比と思っていただければ幸いです。
打球感について
しっかりとボールを掴むマイルド系の打感という印象です。
適度なホールド感があるため弾道のコントロールはしやすく、ストロークでは安心してラケットを振っていくことができました!!
フラット(フラットドライブ)系のスイングと相性があっている印象です(^^)
また、滑らせるスライス(あたりの厚いスライス)とボレーも非常に打ちやすかったです。
この辺りはホールド感がある打感のお陰かなと思います!!
他のラケットとの対比という点でも、このCX200は”RA値64”となっており、同じ98インチのEzoneやVコア、ピュアドラVS等と比べてもホールド感を強く感じました!
ただ、打感はよいもののアシスト感はほぼ感じませんでした。
そのため、しっかりとさぼらずに打ちにいかないとダメだと思います。
あまりラケットは助けてくれません・・・(–;)
スピン性能について
このラケットどうこうではなく、シリーズとしてスピン性能は高くはありません。
スピン性能が最優先という方はVコアやピュアアエロを選んだほうが賢明です。
正直にいって、ナダル系スイングには不向きなラケットといってよいと思います。
ただし、フラット~フラットドライブに関しては打ったなりにスピンがかかってくれるため、回転量のコントロールはしやすい印象でした。
今回のダブルスでいえば、サーブ&ボレーでネットに出てこられた際に突き球を打ったり、足元にフラットドライブ系のショットで狙う分にはそこまで困りませんでした。
回転をかけるという点で最も打ちやすかったのはスライスですね!
まとめ
CX200はフラット&スライス系のショットが打ちやすいモデルだと思います。
ただ、アシスト感が少なく打ったなりに飛ぶイメージですので、しっかりボールを捕える必要が付きまといます。
決して楽なラケットではありませんので、使いこなすには相当の体力、技術が必要だと思います。
正直、私のレベルではダブルスでは何とかなりましたが、シングルスでは厳しいと思いました。
打球感は前作よりもマイルドさが強くなっており、好みなのですが、、、
やはりかなり競技志向者向けのラケットなのだと思います。
とはいえ、この打球感のラケットは最近非常に少なくなっていると思いますので、一度試してみる価値はあると思います。
機会があれば是非試打をしてみてください!!
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