身の回りでミズノのラケットを使っている人はいますでしょうか?
私の周りでは見た覚えがありません。
軟式の中学生が持っているのは見たことあるかな?というくらい。
あとはTVで松岡修造さんが持っているのを見たくらいですね(^^;)
さて今回はそんなミズノのNewラケット、Dシリーズ(D300)を試打しました。
何を隠そう、人生初ミズノラケットです!
こちらは2020年12月に発売されたアスリート向けスピンシリーズだそうです。
Dシリーズについて
ミズノのオフィシャルHPによると、Dシリーズのキャッチコピーは”スイングが速いアスリートに向けたスピン系ラケット”となっています。
デザイン的にはVコアのギャラクシーブラックのような黒がベースの引き締まったデザイン。
フレーム厚も薄くかなりハード(硬派)なラケットという印象です。
デザインおよびスペックは以下の通りです。
HPを見ていたらD310だけ2021年4月発売のようです。
フレームの特徴~テクノロジー~
VAポリマーなる振動吸収素材がグリップ部に使用されているとのこと。
YonexのVDMと同じようなイメージですね。
あとはグロメットの形状を工夫してスピン性能を14%アップさせたとされています。
※ミズノオフィシャルHPより引用
インプレ
今回はD300を試打しました。
ガットは同じくミズノのP125というメーカー提供の試打ラケ用ガットを48ポンドで張上げ。
フレーム自体は薄いですが、300gの重量でバランス320mm設定なので、基本的には黄金スペックのラケットと持った感じは近いです。
ただ、振った感覚としてはフレームが薄いこともあり、ふり抜きの感覚はGOOD!
プロスタッフやVコアプロと似た印象を受けました。
打球感について
一言でいえば想像通りの硬派なラケットという印象です。
ガットはソフトなフィーリングをウリにしているモデルらしいですが、、、、
カッチリした感触の打感が伝わってきます。
また、フレームがしなる感覚はあまりなかったですが、嫌な硬さではありませんでした。
ボールの飛び感
打感はそれなりに硬いのですが”意外に反発力が飛距離&初速も出せる”不思議な感覚でした。
Vコアプロに似ている感覚もありますが、Vコアプロよりは反発力が強いと感じました。
自分からしっかり打った時はもちろんですが、相手のボールにタイミングを合わせるような使い方をした時も弾く感じ(アシスト感)があり、ボールを押し戻すことができていました。
サーブでも感じましたが、打感以上にボールがいく状態でしたので、結構反発力が確保されたラケットと言えると思います。
昨日のレッスンで中級の生徒さんにも試打してもらったのですが、硬いけどボールは飛ぶと感想を言っていました。
打感は硬め!だけどボールは飛ぶし伸びる。
なんだか不思議なラケット!!
スピン性能
前述のとおりスピン系ラケットとなっています。が、正直スピン性能が高いのかは疑問でした。
ウイルソンのスピンシリーズやバボラのアエロ系といったスピンをウリにしているものよりは弱めだと思います。
ただ、回転をかけたなりにかかりますし厚く捕えてボールを潰すように打てばしっかりと沈みましたので、実用的なスピン性能は備えていると思いました!!
スピン系モデルかと言われると…ちょっと謎なところですが、このフレーム形状にしては回転かけやすいということではないでしょうか?
まとめ
硬派なラケット、だけど反発力はこの手のラケットにしては強め!!
という印象でした。
意外に使いやすいモデルだと思います。
※個人的にはVコアプロやプレステージ、CX200よりも使いやすいと思いました。
これらのモデルより反発力があったのが要因だと思います。
また、人と同じラケットが嫌、ちょっと珍しいモデルを使いたいという方は是非一度試してみてはどうでしょうか!?
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