以前にも一度記事にしたことがありますが、最近立て続けに生徒さんから質問を受けました。
グリップが太い気がするので細くしてみたいのですができますか?
また費用はどのくらいかかるのでしょう・・・?
以前にご紹介した方法だけでなく、他にも方法がないか調べてみました!
※以前の記事も併せてご確認ください!
グリップサイズを変える方法
グリップサイズのおさらい
テニスラケットを購入する際、グリップサイズを選びます。
基本的には2か3がほとんどで、モデルによって1が存在します。
国外のサイトを見ると1~5まで選択できるサイトもあります。
この2とか3というのはグリップ周囲の長さを示しており、「4と8分の●インチ」の●にあたる部分の数値をグリップサイズとして表記しています。
ですので、グリップサイズ2というのは4と8分の2インチという意味ですね。
グリップサイズが1大きくなるごとに1/8インチずつ太くなるよ!
長さにすると少しの違いだけど、かなり感覚が変わるよ!
細くするための方法
自分でできるチューニングとしてはリプレイスメントグリップ(通称元グリ)を交換する方法があります。
元グリとは、ラケットを購入したときに初めから巻かれているグリップのことですね。
オーバーグリップと違い、元グリはある程度の厚みがあります。
標準的なもので1.6mm程度でしょうか。
ちなみにオーバーグリップは0.6mm前後が多いです。
この元グリにはグリップサイズを小さくしたい人向けの商品があります。
個人的には以下のものがオススメですね。
メーカー: | ヨネックス | キモニー |
商品名: | スーパーレザー カスタムシングリップ | テクニレザー |
品番: | AC127 | KGL161 |
厚み: | 1.2mm | 0.8mm |
素材: | ポリウレタン | 牛革 |
価格: | 1,320円 | 1,540円 |
後は稀にいらっしゃるのが、元グリを外してオーバーグリップだけを巻いている方もいます。
さすがに少し手が痛いのではないかと思うのですが、、、
これだと元グリ分の厚さが0になるので、1サイズ分よりも細くなるケースが多いです。
グリップ2でやればグリップサイズ0.5くらいの太さになるイメージですね。
また、オーバーグリップも商品によってかなり厚みは異なります。
有名どころでいえば、ボウブランドのオーバーは厚みがある商品です。
一方、極薄タイプのオーバーグリップもあり、その差は約0.4mmとなります。
メーカー: | ボウブランド | ヨネックス | キモニー |
商品名: | プログリップ(ウェット) | ウェットスーパー極薄 | ハイソフトEX極薄 |
品番: | BOW003 | AC130 | KGT101 |
厚み: | 0.7mm | 0.4mm | 0.33mm |
幅: | 25mm | 25mm | 29mm |
価格: | 1,100円(3本入り) | 330円(1本) | 330円(1本) |
細いグリップのメリットと向いている人
一般的に、グリップが細いとリストを返す動作がしやすいと言われています。
またバドミントン経験者の方のように細いグリップの物を持ち慣れている方も、好む傾向にあると思います。
私個人としては、ストロークの際に手の中でラケットがくるっと回るのが嫌なので太い方が好みですが、このあたりは趣味の世界ですね(^^)
最後に
グリップサイズは国内では基本的に2か3の2択になっていると思います。
モデルによって1ありますが、かなり希少。
シューズは0.5cm刻みできっちりフィッティングするのにグリップは2択というのは少しイマイチだと私はずっと思っています。
それもあって、自分が使うラケットは元グリを交換して、自分好みの太さにしています。
持ちやすさが変わるだけでテニスのしやすさも随分と変わってきます。
お手軽に挑戦できることなので、一度試してみてはどうでしょうか?
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