最終回です。
第二回からだいぶ間が空いてしまいました(-_-;)
うん、決して忘れていたわけではありません。
きっと本業が忙しかった、、、のでしょう。
さて、HEADのラケットをフレームのパワー別に紹介してきましたが、今回で最終回です。
最終回は「The厚ラケ」と言えるラケットを含むパワーMaxなラケット達を紹介します。
メインとなるユーザー層はシニア層や力に自信のない女性ユーザーでしょうか。
基本思想としては「スイングスピードがなくてもボールにパワーを!」といった性能。
早速見ていきましょう!
【参考:第一回(競技系スペック)はこちら】
【参考:第二回はこちら(黄金スペックなど)】
CPI=700 厚ラケと競技志向の中間点?
厚ラケというには少し薄目でフェイスサイズも大きくありません。
準競技系というような位置付けになるでしょうか。
このCPI700には全4機種がそろっています。
面白いのはフェイスサイズ100が2機種。
フェイスサイズ102、104がそれぞれ1機種となっている点。
やはり一番ストリングパターンが細かくフラットビーム形状のグラビティが104とフェイスサイズでパワーを補っている感じですね。
バランスがよく使いやすそうなスペックなのはエクストリームTEAMですね。
かなりラケットが軽いので筋力がある男性にはあわない気がしますが、ある程度スイングができるならお勧めできそうです。
CPI=800 テニスをエンジョイしたいプレーヤーに
このあたりから競技志向から離れていきます。
どちらかというと中級プレーヤーや週末にテニスを楽しみたい人向けの味付け。
なんならスピードTEAM Lの説明には初心者プレイヤーを想定とまで記載されているくらいです。
扱いが非常にしやすいよう設計されているようですね。
たしかにスペック的にもかなり軽量化されたラケットが多いように思います。
なお、このクラスには全3機種がラインナップされています。
CPI=900,CPI=1000 をまとめて紹介
ここはもうデカラケなどと呼ばれるラケットだと思っていただいてよいかと思います。
競技志向のプレーヤーは手を出しづらいラケットですね。
軽く当ててもしっかり飛ぶので、初心者でテニスを楽しみたい(上達より楽しみがメイン)方や、年配のプレーヤーで筋力は落ちたけど強いショットを打ちたいというニーズに叶ったラケットと言えると思います。
ある意味で究極的にパワーに尖った性能を持ったラケットと言えるでしょう。
特にスピードPWR Lに関しては厚さが29mm均一。
重量230gmでバランスポイントが375mmともはやテニスラケットのスペックではない状態( ´艸`)
うちのスクールでも70歳を超えたくらいの人達の最終兵器の位置づけです。
なんとしてもパワーと快適さを両立させたい方にお勧めの1本です。
まとめ
全3回に分けてHEAD社のラケットについて紹介してきました。
基本的には400~600くらいを目安に試打をし、その感想に基づいて選んでいけばOKかなと思います。
あとは各モデル(スピードとかラジカルとか)で特徴が違うので、自分が何を求めるかを考えてもらうかがよいでしょうか。
特にスピンをグリグリにかけたいといってラジカルやグラビティを選ぶと失敗しやすいですよ!
(スピンを求めるならエクストリーム1択といってもよいのでは?)
そのあたりはプレースタイルや目指しているプレーを基に店員さんと相談してもらえたらよいと思います。
理想の1本に出会えるといいですね(^O^)/
コメント