さて、今回はHEADのラケットのパワー別の紹介第二弾です。
前回はフレーム自体のパワー控えめな所謂「競技系ラケット」を紹介しました。
今回は黄金スペックを含む、中厚系の一番ユーザー層が広いゾーンのラケットを取りあげていきたいと思います。
なお、今回紹介するのはCPI(Control Power Inedx)500~600のモデルです。
パワーとコントロールのバランスがよく、非常に使い勝手のよいモデルがそろっています。
コーチ側からも生徒さんにお勧めしやすいモデルが多い印象ですね( *´艸`)
CPI=500 The黄金スペックのラケット
CPI500のカテゴリーでは4機種がラインナップされています。
どのラケットも基本的には黄金スペックを意識したスペックになっています。
このカテゴリーで面白いのは2点です。
グラビティMP LITEが280gmと軽量ながらフレーム厚22mmでストリングパターン16/20という点。
もう1つはプレステージMP Lが99inchという点。
この4本で一番お勧めしやすいのはやはりThe黄金スペックのエクストリームMPでしょうか。
残りの3本はフレーム厚が均一のボックス形状。
打感の柔らかさを求める方やしっかりと打ち抜きたいという要望をお持ちの場合はこちらでしょうか。
また別で詳細は記載したいと思いますが、同じCPI500のエクストリームMPとプレステージMPLの打ち比べを行いました。
ボールの飛び感でいえば、どちらもよく飛んでくれる。
競技志向の方であればCPI=500くらいまでで事足りるのではないかと思ったくらい。
私の初中級クラスの生徒さん(40代男性)もいい感じに飛ぶと発言したくらいです。
ただ、その中でもそれぞれのシリーズの特徴というのはしっかりと出ていました。
同じCPI=500であってもモデルが違えば、目指す方向性も違うので当然といえば当然です。
この2本でいえば…
スピンをしっかりかけてガンガン振りまわしたい=エクストリーム
しっかりとボールを打ち抜いて、潰してコントロールしたい=プレステージ
ということになります。
とはいえ、どちらも同じ500のカテゴリーにあるだけあって、ボールの飛ばしやすさは似ているようにも感じました。
CPI=600 このあたりから飛ぶ感じが強くなる
つづいてCPI=600のカテゴリーです。
個人的にはこのあたりからは競技者向けというより、エンジョイプレーヤーがユーザー層の中心に来るイメージ。
どちらかといえばパワーがかなり強くなってくる印象です。
端的にいえば黄金スペックの軽量版がそろっている。
この中でいうとグラビティSだけが少し変わり種。
104inchと少し大きめのヘッドサイズでストリングパターンが16/20と横が1本多い。
まとめ
今回はCPI500と600のラケットを紹介しました。
基本的には500が黄金スペック、600が黄金スペックの軽量版といったところ。
一般的にはかなり幅広い方が使いやすいと感じるスペックの売れ筋ラケットがそろっています。
迷っている方はまずこのあたりを試打してみて、そこから感じ取る情報でラケットを絞り込んでいくとよいのではないでしょうか!?
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