Solinco(ソリンコ)というメーカーをご存じでしょうか?
日本国内ではガットで有名になっていますね。
代表格はこの緑のガットではないでしょうか?
ブライアン兄弟や車いすテニスの国枝選手も使用していましたね。
断面が多角形のポリエステルガットが多数ラインナップされています。
※マルチやシンセティックもあるようです。
色々買ってみました
あの蛍光グリーンのガット(ハイパーG)がとても気になっていたのですが、ラケットのカラーリングとの関係で抵抗がありました。
そこで、Solincoの他のガットをお試しで購入してみました。
今回入手したのは左上の蛍光イエローを除く3種類です。
右上:ツアーバイトソフト1.20
右下:コンフィデンシャル1.20
左下:レボリューション1.15
ちなみに左上は以前インプレ記事を書いたTCS(ポリファイバー)です。
ツアーバイトソフト
買ってからずっと使う時間がなく、貯蔵していたのですが、ついに使ってみました。
今回張ったのは「ツアーバイトソフト(ゲージ120)」です。
まず張るために手に持った感触です。
正直そこそこ硬く感じます。
これで「ソフト」と言えるのか?…と。
4Gやエレメント、ポリツアー、アルパワーといったあたりのポリガットの方が柔らかく感じるなというのが正直な印象でした。
また、はっきりと角を感じる(5角形なので当たり前なのですが)ことができました。
張って思うのは、張りやすさでいえば、張りづらい部類に入る扱いづらさです(;Д;)
クロスを張っている途中からは特に張りづらさを感じました。
やはり多角形のガットはネジレと、クロスを引き込む際の引っ張り方にいつも以上に気を使います。
打ってみた
張りあがりを試打しました!
使用ラケットはEゾーン98(2018年モデル)で、テンションは46-44です。
打感は、ガットを触ったときに感じた硬さからは想像できない、掴む感触がありました。
もっと金属的な打感(カンカンした感じ)を想像しながら張りましたが、ストローク、ボレーともにボールを捕らえている感覚が気持ちよく、非常に使いやすいと思いました。
打球音も思ったより甲高くなく、少し低めといった印象でしょうか。
ただ、やはりこれでソフト!?という感覚はありました。
柔らかさでいえば前述のTCSや他のメーカーの柔らかさを売りにしているポリの方が柔らかいと思います。が、嫌な硬さはないという点では問題なしでした!
次にボールの飛び方(反発性能)ですが、私はフラットドライブ系のスイングで、そこまでスイングスピードが速くないのですが、しっかりとボールを掴み、飛ばすことができました。
購入前に他の方のインプレも確認していたのですが、「反発性能は低い」と記載のものもあったのですが(その方は使用ラケットが薄ラケで、ゲージ130)私はそこまで苦労する感覚はありませんでした。
使用ラケットがEゾーンであることと、ゲージが120ということ、そしてテンションが46-44だということが大きいかもしれませんが…
もちろん、ナイロン系と比較すれば落ちますが、普段使用しているポリツアープロ(ゲージ120)と比較しても、そこまで大差なく飛んでくれるというのが正直な感想です。
回転性能については、ストロークはフラット系(せいぜいフラットドライブ)なので、正直ポリツアープロとの差はわかりませんでした。
が、スピンサーブはよく跳ねてくれました!!自分でもしっかり回転をかけれているなと思えたので、個人的にはこのガットの回転性能に満足です!
最後に
今回は12mカット品を購入していましたが、ロールでの購入もありだなと思います。
ゲージの種類も豊富ですし、色がシルバー系なのでどのラケットにも合わせやすいのが利点ですね!
残りの2種類についても、また張ったら記事にしたいと思います。(^^)
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