勤務先にレッスンで行ったら、、、届いておりました！
Newラジカル！！
2021年1月発売、もう各ショップで予約販売が開始されているHEADの人気シリーズです。
見た目の新旧対比
コートの逆サイドからでも一目でわかる蛍光オレンジ( ﾟДﾟ)
とてもとてもド派手ですｗ
前作のラジカルと比較しても一目瞭然！！
もちろん写真奥の蛍光オレンジがNewモデルです（＾＾）
前作はスロートの部分にオレンジが差し色のような形で使われていましたが、新作はもう全面オレンジといってもよい存在感です！
最近のHEADのラケットは各シリーズのカラーを全面に押し出しまくっていますね！！
試打してみました♪
届いたばかりでしたので、さっそくガットを張りました♪
うちのスクールの試打ラケ用に使っている”ウイルソンのシンセティック”を48-45でラジカルMPに張り上げました（＾＾）
ラジカルMPということで、フレーム厚が薄目であること、そしてラジカルシリーズのしっかりとした打感（パワー系ではない）を意識して、少し低めのテンションにしました。
これなら中級クラスまでの方でも難しく感じず使ってもらえるかな？という思惑です。
さっそく新旧のラジカルを持ってコートにいき、打ち比べを行いました！！
youtube等にUPされている試打の動画だと、新作は打感が柔らかくなったという触れ込みだったので、どう変わったか非常に楽しみです♪
まずはショートラリーから
まずはアップがてらショートラリーから♪
バランスポイントが320ｍｍということで、普段自分が使用しているものよりトップヘビーですが、意外と扱いやすい！！
基本的にトップライトのラケットを好んで使用（バランスポイント300mm～305mm）が、非常に軽く振っていけました。
個人的には320ｍｍまでくるとトップの重さが気になるのがいつもの感覚です。
まず一番驚いたのは「回転のかけやすさ」です。
正直前作や過去のモデルも含め、ラジカルはあまり回転がかかるイメージがなかったのですが、今回のモデルは非常に回転をかけやすかったです。
ラケット自体の振りやすさ（操作性）も寄与しているのでしょうけど、、、これは意外でした！！
とはいえ、スピンをウリにしたラケット（HEADだとエクストリーム等）のような回転量ではなく、あくまでも前作と比較してかけやすいという点はお含みおきください！
旧作に持ち替えてショートラリーをしましたが、新作の方がボールを捕まえている感覚が強く、回転が多くかかる気がします。
NEWモデルの方が打感がいいし、回転もかかっている気がするよ！！
このあたり、SOUND GROMETTS（サウンドグロメット）なるテクノロジーの効果もあるのでしょう。
・打球時の振動と音の最適化でパワーアップ
・打球時のストリングの動きを最大化
HEADの公式ＨＰによれば、この２つが当テクノロジーの効果らしいです！
とはいえ、ラジカルらしい、しっかりとした打球感は健在でした。
YONEXで例えるとＶコア系の硬さというんでしょうか。
フレームのパワーで弾いて飛ばすラケットではないというのはお伝えしておきます。
ボレーボレーしてみました
次にボレーボレーをしてみました。
ボレーボレーはポイントを取り合う程度のハイペースなところまでやってみました。
ボレーもボールを捉えた感覚が非常によかったです。
ただ、普段がＥゾーン98のため、少しパワー不足を感じる場面も。
具体的にいうと、相手に先に攻撃された状態で、食い込まれたような形や足元で取らされるようなシーンではアシスト感が少なく、もう少し反発力が欲しいと感じました。
ただ、私の場合はＥゾーンとの比較なので、旧作との比較でいえば明確に楽になっていると感じました。
旧作の方がアシスト少なく、打感も硬い印象です。
なお、ボレー時も320ｍｍというバランスは気にならず、操作性は高く扱いやすいと感じました。
ボレストしてみました
ストロークはショートラリーのときもでしたが、回転もかけやすくふり抜きもよいため、非常に気持ちよく打っていけます。
前作よりパワーは出ているし、打感も球持ちがいいので新作の方が好み（楽）です！
フラットドライブのイメージで、ボールを潰して捉える感覚で使うと非常にいいボールがいっていました。
とはいえ、やはりフレーム自体が細いということもあり、Ｅゾーンと比べるとラケット自体のパワーは低めです。が、前作と比較するとこちらの方が楽に扱える印象です。
やはり打感が柔らかいというのが大きいと思います！！
スライスもいい感じで打ててたのですが、ボールを抑えるという点ではもう少しフレームの重さが欲しいと感じました。
ボレーはラケットの取りまわしが楽なので非常にしやすかったです。
が、早い突き球に対しては、きっちりと踏み込んでいかないとパワー負けするかなという印象もありました。
やはりラケット自体が弾くモデルではないので仕方ない部分でしょう。
ただ、総じて前作の使いづらい部分を改善してくれたラケットと言えそうです。
サーブしてみました
思ったより威力は出せませんでした。（ワタシ、サーブ苦手なもので、、、）
やはりストロークでも思いましたが、ラケットのパワーアシストは控えめと思った方がよさそうです。
とはいえ、旧作と打ち比べるとパワーは出ていると思います。
※旧作は打感の硬さが目立ち、インドアで打っているのにひ弱なサーブだなと自覚（；；）
なお、サーブでもスピンはよくかかり、しっかりとキックしてくれました。
総括
前作より扱いやすくなったという印象です。
なによりボールを捉えている感覚が非常に良かったです。
前作の方が硬質な打感、新作はラジカルらしさを残しつつ、少し掴む感じをUPさせた印象でした。
結果的にこのラケットを使えるユーザーの層は厚くなったのではないかと思います。
問題は、このカラーリングに抵抗があるかどうかですね（笑）
慣れたらありかなという気もしましたが、割と自分で使っていても目がチカチカしました(^^;)
p.s.
HEADのガットでリンクスツアーというガットがあります。
そう、あるんです！「オレンジ」がｗｗｗ
このラケットにオレンジのリンクスツアーを張れば、相手の目を幻惑させる効果が期待できそうです（笑）
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