【推奨】レッスン(テニス)前後のストレッチとセルフケア

練習メニュー

2月の1か月を振り返ると、割と生徒さんに怪我が相次いでいました。

重たい怪我でいえば、「肉離れ」「アキレス腱の損傷」「捻挫」「骨折」「網膜の損傷」といったところ
ケガのバーゲンセール状態。。。
不謹慎かもしれませんが、自分のクラスでは発生0件だったのでこの点はよかったです。

筆者
筆者

この1か月は大怪我といえるレベルの怪我が多かったように思います。

今回はこういった”怪我を予防するストレッチ”について知ってほしいことを記載します。
是非ご一読いただき、怪我の予防につなげていただければ幸いです。

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ストレッチは大きく2つに分類される

過去に在籍した5つのスクール。

どこもレッスンのはじめに体操がありました。
 ※スクールによってはジョギング+体操という流れでした。

で、ここからが知っておいてほしい話なのですが、体操(ストレッチ)は大きく2つに分類されます。

1つは動的ストレッチ、もう1つは静的ストレッチです。

どこのスクールでもやっているであろう”アキレス腱を伸ばす”というストレッチでも、”動的”か”静的”かで得られる効果が異なります。

動的ストレッチとは

小難しい言い方ですが”リズミカルに、時には反動動作をつかい関節を通常の可動域以上動かし、目的とする筋を引き伸ばすもの”となります。

小難しすぎてわからん!!
ど~ゆ~ことですか!?

ざっくり言えば”体を動かしながら、関節の可動域を広げるもの”となります。
この”動的ストレッチ”の最もポピュラーなのは”ラジオ体操”だと思います。

反動をつけて動きますよね。あれが動的ストレッチです。

動的ストレッチで得られる効果

筋肉をアクティブに使う動的ストレッチングには、以下のメリットがあります。

1:筋肉を活動的に動かすことで身体の代謝活動が高まり体温が上昇
2:関節を勢いよく大きく動かして瞬間的に筋肉を伸ばすため、筋肉を過度に弛ませることなく関節の可動域が広がる
3:筋肉の反応や身体感覚が向上

加えて、適切に動的ストレッチを行えば筋肉の発揮筋力やパワーを高めることもできます。
これらは、全てウォーミングアップの目的と合致したものです。

<参考>鈴木貴男プロのストレッチ動画

YouTubeに非常に参考になる動画が掲載されていましたので共有させてもらいます。
見覚えのあるストレッチが多いですが、反動をつけて行っていますね!

静的ストレッチとは

小難しく言うと、”関節を通常の可動域以上の位置に固定し、一定時間保持し続けるもの”です。

ざっくり言えば、じわーっと伸ばしていき、限界を迎えたところで10~20秒程度キープするストレッチです。

静的ストレッチで得られる効果

静的ストレッチで得られる効果としては以下が挙げられます。

1:リラックス効果が高く、睡眠の質が高まる
2:疲労からのリカバリー

どちらにしても運動前のストレッチに向いていないのがわかると思います。
これは運動後に疲れを残さない、疲労回復のために実施すべきストレッチです。

<参考>運動後の静的ストレッチ

こちらも参考になる動画がありましたので共有させていただきます。

まとめ

生徒さんを見ていても反動をつけてストレッチする方、反動をつけずじんわり伸ばす方が半々くらいでいる気がします。

怪我を予防する、疲労を貯めない、快適に運動をするといった目的を果たすためにもストレッチの性質を理解し、セルフケアに努めていただければ幸いです。

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