今回はプリンスから4月下旬に発売されたパワー系のNewモデルを紹介していきたいと思います。
以前こちらの記事でも紹介した「フラット専用」と銘打ったラケット「ファントムF1」。
このご時世にフラット系ストローカー向けラケットとしてデビューした変わり種でしたが、今回紹介するモデルも非常にユニークなモデルとなっています。
その名も・・・「BEAST MAX」
キャッチコピーは「#テナズケロ」となっており、ポスターにもパワー全開アピールがされています。
BEAST MAXのスペックを確認
まずはスペックを確認していきましょう。
今回のBEAST MAXは1機種のみの展開となっており、重さ違いやサイズ違いは存在しません。
それもありますので今回は以前から展開されているBEASTシリーズとの比較で紹介していきます。
まずはBEAST MAXのスペック表です。
なんといっても特徴はフレーム厚でしょう。
最大27mmとなっており、100インチ300gmの黄金スペックと呼ばれるモデルにおいては最大クラスのフレーム厚を誇っています。
また、ストリングパターンも100inchのモデルにしては珍しい16×18となっており、目が粗い仕様になっています。これがパワーとスピンをMAXにしている理由の1つと言えると思います。
※同じフェイスサイズなら目が粗い方がパワーもスピンも強くなる傾向にあります。
面圧の影響ですね!詳しくはコチラを参照ください。
ちなみに、以下がBEAST O3 100のスペック表です。
バランスポイントや重量、スイングウエイトは同じですが、パワーレベルがはっきり違う扱いになっています。
このラケットが向いている方
基本的にインプレ動画を見ていると男女問わず、幅広い方にお勧めしやすいモデルとなっています。
私が参考にしたのはこちらの動画。
男ダブvsMixの変則マッチでやっていますが、いろいろな人の声が聞こえるという点で良いなと思っています。
他の動画もみましたが、声として多いのは「ふり抜きがよい」ということと「収まりがよい」という点。
単にパワーがあるだけでなく、「フレームのしなり感、たわみ感がある」ため回転もかかるし収まるというのが共通した評価になっている気がします。
それもあり、かなり幅広い層のプレーヤーが扱えるラケットになっているということかなと。
1点気になるのはO3だということでしょうか。
打球感の部分で好き嫌いが分かれると思っています。
※私個人としてはO3の打球感はあまり好きでない(;^_^A
O3の特徴はこのグロメット?の変わりのOポートですね。
通常のグロメットがなく、フレームに大きな穴が開いている形状。
これによりストリングの可動域が広くなり、スイートエリアが広がるという理屈。
打球感がかなり独特(捕えた感が少ない)なため、好みが分かれるのかなと評価しています。
あとはこのデザインですかね?
赤×白でかなり独特な雰囲気のラケットになっています。
この2点が気にならないのであれば非常に強力な武器になりそうな気がしますね!
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