プロスタッフV14を試打しました

インプレ#ラケット

先日発売されたプロスタッフV14。

スクール生用の試打ラケを入荷したので早速張り上げてレッスンで使用してきました。
今回嬉しいことに3機種とも入荷したので打ち比べをしてきました。

※試打用のサービスストリング(ナイロン)を3機種とも44ポンドで張り上げました!
 別のスタッフから「試打ラケを44ポンドで張ってるの!?」とビックリされたのですが、そこはプロスタッフだし硬く張るより柔らかい方がよさを感じやすいだろうと思ってのことなので、、、ご愛嬌ってことで( ´艸`)

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プロスタッフV14の打ち比べ(まとめ)

全体に共通して「振動吸収性がよく打感がマイルドに感じる」。
それと、「面の安定性が高く、ブレずらい」ということが言えると思います。
加えて、各モデルごとの特徴を一言でいえばこのようになると思いました。

・スクール中級レベルあたりでも使いやすく、実戦投入を考えるなら「X」
 ⇒これが一番の売れ筋でしょう!!バランスがよく、非常に使いやすかった!

・ゴリゴリの競技志向プレーヤーや上級者には「97」
 ⇒V13まであったRFを使用していた方には物足りないでしょうが、とはいえハードスペック

・上の2本だと重いという方は「97L」
 ⇒上の2本はどちらも315gm、、、筋力的に、もしくは体力的にちょっとという方はコチラ!

プロスタッフX

今作から投入された100inchのモデル。それがプロスタッフX。

重量やバランスはプロスタッフ97と同じですが、フェイスサイズだけ3inch大きい100inch。
かなり使いやすさを重視したモデルだと思います。

とはいえ、フレーム厚は21.5mm(かなり薄い部類)だし、重量も315gm(かなり重い部類)と、ハードスペックではあります。

ただ、実際に使った印象としては「かなり使いやすいし、打感が気持ちいいパワー十分あって実践でも使えるというものでした。

1レッスン(90分間)ずっとこのラケットを使用してみたのですが、ストロークでフラット気味に厚く捕えた時やボレーの際の打感が非常によく、またパワーもあり、このフレームスペックにしてかなり楽だと感じました(^O^)/

打感は本当に昔のプロスタッフの打感に近づいたイメージです。

パラダイム・ベンディング・テクノロジー(※)」というものが搭載されているのですが、この効果が如実にでているのかなと感じます。
※フープ部分からスロート部分にしなりを持たせることで、クラシック・プロスタッフを彷彿とさせるフィーリングを忠実に再現。

スピン性能が高いわけではありませんが、打感と安定感があるので中級クラス以上のプレーヤーにお勧めしたい1本だと思います。

プロスタッフ97

プロスタッフXを使った次のレッスンで90分使用してみました。
ラケットを持ち替えたものの、重さとバランスは同じということで違和感はかなり少なかったです。

使って感じるのはプロスタッフ(昔のイメージですが)にしてはパワーもあるし扱いやすい。

当たり前かもしれません。
私が使っていたプロスタッフは17mmのフレーム厚にフェイスサイズ90inchの今から思えばトレーニングラケットみたいなハードスペックでしたので。
(これらすべて90inch以下のフェイスサイズのとんでもないラケットですw)

これらに比べたら圧倒的に使いやすいし実践的なモデル。
直前に打っていたプロスタッフXとの比較でいえば、、、
若干パワー不足を感じるシーンがあるかなというところ。

3インチだけですが、やはりフェイスサイズが小さい分の影響があるかなと。

とはいえ、そのくらいでした。
重量、バランスが同じということもあり、打球感や取り回しといった部分に影響はさほどありませんでした。

ポリエステルのストリングを張ったときや、テンションを高めで設定するともっと差を感じるかもしれませんね。

プロスタッフ97L

最後に3レッスン目で使用したのがプロスタッフ97L。
プロスタッフ97の軽量版ですね。

特徴として前述の2本より、「軽く、太く」作られています。

その分バランスポイントは325mmとトップヘビー。

全体として25gmも軽くなっているのですが、バランスポイントが325mmということもあり、けっこう重たく感じました。

個人的にトップライトなラケットが好きということもあり、振りづらさを感じてしまいました。
プロスタッフX、プロスタッフ97が使いやすかった。。。

打球感という点ではボールを捕えた感が先の2本より劣る感じ。
どうしても重量差があるので、、少しボールに押されるような感じに思ってしまいました。

このあたりは普段使っているラケット(Ezone98ですが加工して15gmほど重くなっている)との差もあると思います。

最初にこのラケットを使っていればもっと違った印象になっていたと思います。

ただ、やはりフレームのしなり感というか、柔らかい打感はプロスタッフ独特のものに近いため、よく似たスペックの別メーカーのラケット(CX200とかプレステージ)と比較したら「好み」でした( ´艸`)

総括

今回のV14、今までのプロスタッフのイメージとかけ離れていたこともあり見た目の印象で拒絶反応がありました。

ですが、そこは食わず嫌いと同じですね。
打った感触でいえばV13以上に昔のプロスタッフ♪

十分実践投入できる戦闘力を持ったラケットだと思います。
興味あるかたは是非試打をしてみてください!

個人的には「緩め」に張り上げたほうがよさを体感できると思いますよ!!



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