今回はガットのインプレです。
取り上げるのはコスパ抜群のポリガット、KPIプロツアー(ゲージ1.23)です。
KPI Pro Tour1.23について
こちらはKPIストアのオリジナルガットで、一番のウリは200mロールで5000円以下という価格です!!
200mあれば約17回張れるため、1回あたり300円以下ととても経済的です。
自分で張ることができれば、仮に毎週張り替えても1200円/月で済んでしまうという優れもの!!
またカラーも全9色となっており、ラケットとのコーディネートを楽しむこともできます(^^)
人と違ったカラーリングのガットを選ぶのも面白いかもしれませんね!
なお、ゲージ(ガットの太さ)は1.23mmの1種類のみとなっています。
インプレ~Pro Tour1.23~
こちらのガット、私はかなり前から愛用しており現在3ロール目となっています。
今回はEzone2018モデル(青色)の時に購入しており、フレームに併せて青(上の写真の真ん中)を選択しました。
元々はポリツアープロ(ゲージ1.20)を使用していたのですが、コストダウンを企図し、こちらのガットを購入しました。
ポリツアープロも並行輸入品はそれなりに安く買えますが、この商品だとポリツアープロの半額以下にコストを抑えることができます!
ガットを張るにあたり気づいたこと
まずガットを張る際にガットに触って気づいたことや思ったことをご紹介します。
このガットの表面はツルっとしています。
ポリツアープロ(Yonex)のような繊維感や〇〇ラフといったスピン系のガットのような引っかかる感触はなく、4Gやエレエント(共にルキシロン)のような手触りですね。
スナップバックが期待できそうな感触というのが表面の質感です。
硬さについては結構しっかりとしたさわり心地で意外と硬かったです。
少なくとも商品名に”ソフト”と銘打っているストリングにしては硬いかなという印象です。
クロスを張る際は滑ってくれるけど決して通しやすいという印象はありませんでした。
エレメントやポリツアープロの方が柔らかさの加減でクロスを通しやすかったです。
※ここはあくまでストリンギングの時の感想です。
ボールを打ってみて
打感について
ストリングを触った印象ではもっと硬く感じるかと思いましたが、意外とマイルドでした。
商品説明でも”マイルドな打感”となっていますが、ストリングの細さも手伝ってマイルドに感じる方だと思います。
ただ、普段使いしていたポリツアープロ(ゲージ1.20)と比較すると少し硬く感じました。
同じテンションで張るとこちらの方が飛距離が落ちる(パワーは控えめ)という印象です。
特にボレーではそのように感じました。
ただ、いずれも少し使っているうちに気にならなくなるレベルで、硬くて困るという感じではありません。また、いつもより2ポンド落として張った時は全く気になりませんでした。
4Gとかの方がよっぽど硬くてしんどい印象ですね。
スピン性能について
これについては可もなく不可もなくです。
スピン特化型のガットではありませんので、自然にスナップバックしてその分だけ回転がかかるイメージです。
表面がツルっとしている分ガットが動いてくれている印象はありました。
※ポリツアープロとの比較感です。ポリツアープロは表面が少し繊維質でさらっとしています。
耐久性について
値段を考えれば十分すぎると思います。
そもそも私はガットが切れず、伸びたなーと感じたら張り替えるタイプ。
ポリのガットを張ったときは早いものだと2~3週間、長くもつガットだと1か月ちょっとで伸びたなーと感じる傾向にあります。
このストリングは弾き感控えめということもあり、反発しにくくなってくる3週間で自ら切りました。
が、コストを考えると大満足です。
またバイトコーチの体育会テニス部の学生に1張りあげたのですが、彼は1週間で切っていました。
本人曰く、やはり細いので切れるのは早かったと。
1週間で切れちゃった。
でも他のガットも結局大差ないタイミングで切れる。
普通に打ちやすかったし、コスパを考えたらこれはスゴイ!
このストリングが向いていそう
このストリングがマッチしそうな方は以下の条件に合致する方だと思います。
まとめ
正直大手メーカーの品と比べても遜色なく使える良いガットだと思います。
難点を上げるなら、持ち込みでショップに行くと張り代が割高になるのでそこまでお得に張れないということくらいでしょうか。
打球時の衝撃もそれほど気になりませんでした。
※もちろん柔らかさをウリにしたポリよりは硬いし、衝撃はありますが。
頻繁にガットを切る人は試してみてもよいのではないでしょうか!?
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