【インプレ】4Gソフト(ルキシロン)を試してみた

今回は４G ソフト（LUXILON）のインプレをお届けします。
使用感はもちろん、他製品との比較等についてまとめています。
参考にしていただけると幸いです。

４Gソフトの位置づけ

”４G”シリーズはルキシロンの中では”コントロール性能を重視したモデル”として設定されています。
が、４Gは打感が硬い＆衝撃も強いため、かなりユーザーを選ぶ状況にありました。
そこで追加ラインナップされたのが今回紹介する”４Gソフト”です。

（参考）ルキシロンのガットのチャートマップ

容量の関係で少し画質を落としていますが、大きくはこのように分類されています。
載せていないですが、オールラウンドなモデルとして”アドレナリン”。
そして、特殊枠で”スマート、オリジナル、ティモ”が存在しています。

４G ソフト　を試してみた感想

それではここからは実際に使用した感想です。

使用ラケットはEzone98でテンションは縦が46ポンド、横が42ポンドです。

以下に項目ごとにまとめましたが、一言でいえば”クセが少なく、比較的扱いやすいポリエステル系のガット”だと思います。
正直４Gはしんどくて使えないと感じたのですが、４Gソフトであればボレー、ストロークともに安心して使うことができました。

４Gソフトのデメリットや気になるところ

デメリット１～値段が高いよLuxilon～

一番は、、、値段です。
やはりルキシロンのガットは高い（；Д；）
１張りで買うとネットでも安くて1500円ほどです。

ロールで買えば多少マシになりますが、買値が2万前後といったところです。
ペイペイ払い、かつ還元倍率のよい日に買えば以下で実質16,000円程度となりますが、、、
それなりの費用がかかるストリングです。

ルキシロン ４Gソフト125 KPIストアYahoo店

デメリット２～ノッチができてくると…～

４Gソフト、張りたては非常に気持ちよく、フラットドライブで打つ自分のテニスにはまっていると思いましたが、ある程度使用し、ノッチができてくるとコントロール性が一気に落ちていく印象です。

テンションも狂ってくるので仕方ないのでしょうが、２週間ほど経過したくらいから打ちづらさを感じるようになりました。

テンション維持性能は良い方だと思いますが、ソフトな分ノッチができやすくガット同士が噛み合うと性能劣化が著しい気がします。
※これは結局どのストリングでも出てくる問題でしょうけど。

競合しそうな他のストリング

【アルパワー】
テンション維持を最優先に考えるなら候補から外れるでしょう。
が、４Gソフトよりもボールを捕えた感を感じやすく、パワーも出しやすい（反発力が高い）ため、スイングがそこまで早くないのであれば選択肢に入ると思います。

【ポリツアープロ】
硬すぎず、弾き感を得られるという点でポリツアープロは競合すると思います。
普段ポリツアープロを使用している私が４Gソフトはそこまで違和感なく使えたこともその証拠かと。
テンション維持は４Gソフトの方が高いと思いますが、値段はポリツアープロが圧勝。
あとは打感がしっかりしている方が好みか、軽めが好みかの問題な気がします。

まとめ

クセがなく、打感もそこまで硬くないため非常に使いやすいポリエステル系ガットの４Gソフト。

基本的にはある程度しっかりとラケットを振ることができるプレーヤーが使うのが前提だと思います。
あわせるような打ち方やコンパクトなスイングだと飛ばずにシンドイと感じるのではないでしょうか。

とはいえ、非常に扱いやすい素直なストリングだと思います。
ガットに迷っている方は一度試してみてはどうでしょうか。

その上で新たな要望があればそれを頼りに別のストリングを試していけば、より好みのストリングに近づくことができるのではないでしょうか！？