ようやく、本当にようやくEzoneの2022モデルのDEMO機が届きました( *´艸`)
ストリングもポリツアープロが張られている状態で届いたのでテンション急上昇です♪
普段スクールの試打はナイロンの安いストリングを張るため、ポリユーザーからすると参考にしづらい。
個人的には競技志向のラケット(重さ300g以上、面のサイズ100以下)などはメーカー推奨ストリングを張った方が良いと思うのですが、、、
中々コストのこともありできないのが現実( ;∀;)
ですが、今回はポリツアープロを張り上げた状態で届いているため非常にありがたい。
やはり自分が使うであろうセッティングに近い状態で試打したいですからね(^^)/
そして第一印象ですが、写真で見ていた以上に実物がかっこいい!
非常に好みのデザインです!!!
青のグラデーションがかっこいい!!!
Ezone98(’22モデル)のインプレ
22年モデルの特徴
22年モデルで現行と変化したのは「フレームの厚さ」です。
若干ですが22年モデルの方が太くなっています。
詳細はこちらも併せてご参照いただければと思います。
一般的にフレームが厚くなると「反発力」が増す。
その分「しなり」が失われる。
つまり、「硬いけど飛ぶラケット」ということになりやすい。
しかしながら、メーカーHPやインプレを見ていると『「しなり」はUPした』とか、『EzoneDRの時の打感に近くなった』という記載が見受けられたので、疑問に思いながら試打できるのを待っていました。
早速、レッスン(上級クラス×3連荘)に持ち込み使用してきました(^^)/
【2021.1.31追記】
NewEzoneの98インチを購入しました♪
とりあえず2020モデルと同じセッティングでストリングを張りました。
アドレナリン(Luxiron)を46-44ポンドです。
以下に初回のインプレも記載していますが、自分のセッティングで2020年モデルと比較した感想を追記します。
・打球感に関しては、センターで打てている間は「非常に柔らかく、掴む感覚が強く」なったと思います。一方、センターが柔らかい反動か、芯を外した際にはかなり硬く感じます。
・球持ちがよいため、回転性能が上がったという評価も聞かれますが、この点に関しては正直わかりませんでした。持ち球がフラット系なので仕方ないw
・球持ちがよくなった影響か、ボールの射出角度が若干上がったと思います。少し弾道が高くなった。私の場合、スピンサーブでその影響が大きく出ています。(ロングのフォルトが増加中( ;∀;))
・ボレーが非常にコントロールしやすく、差し込まれたところから押し戻せる感覚がありました。
ストロークの使用感について
まずはストロークラリーのアップで使ってみました。
私は試打をする際は、自分自身のラケットとの差をわかりやすくするため、ボールを補給する都度試打ラケと自身のラケットを持ち替えて使用するようにしています。
試打をされる際は面倒でもこのように「まずは頻繁に持ち替える」ことをお勧めします。
差に関して得られる情報が多いです!
ストリングについて、現在の私のラケットはアドレナリン(Luxiron)を縦46-横44ポンドで張っています。
対して、Demo機はポリツアープロを推定50ポンド。
(前にご紹介のこちらのアプリで測ったところ50ポンドでした。)
まず思ったのは、テンションが普段自分では絶対張らない「高め(50ポンド台)」の状態にも関わらず「打感が硬くない」ということ。
アップのゆったりしたラリーで使用してみましたが、2018年モデルのような硬さを感じることはなく、自分のラケットと大差ない感覚で使用することができました。
私自身は「フラット系」のスイング(完全なフラットではありませんが、せいぜいフラットドライブでスピン系ではない)なのですが、ゆったり振ってもホールド感がありました。
もちろん、Vコアプロ(Yonex)やファントム(Prince)のような薄いラケットと比べれば「捕えた感」は薄いと思います。
しかしながら、中厚系のフレームの中ではホールド感が高めかなと思いました。
「軽くつかんだ後、パンっと弾く」ような打感というのが正しい気がします。
その後、ボレストのストローク側でしっかりとストロークを打ちました。
低く速い突き球をメインにラリーをしたのですが、自分自身のセッティングと比較しても違和感が非常に少なく、パワーのあるボールを打つことができました。
ストリング(テンション)が明らかに自分のものより硬いことが分かっていたので、ラリーのペースがあがると辛くなる(ボールを捕えた感がない&パワーが出せない)と想定していましたが、そんなことはありませんでした。
また足元に沈めたい状況では、回転量のコントロールもきちんとすることができました。
むしろ回転のコントロールはEzone(’20年)より良いと思いました!
球持ちがいいからかけやすい!!
私自身は柔らかい打球感が好き。
Ezoneで言えばDRのときの打感が好みで、現行 (’20年) や1つ前 (’18年) は「硬い」印象。
他社でいえば、ピュアドラ(Babolat)はノーマルもVSも使いましたが、硬く感じますし、反発力が勝ちすぎていて諦めた経緯があります。
発売が発表されて以降、テニス系Youtuberのインプレ動画やメーカー試打会の様子なども見ていましたが「しなる、打感が柔らかくなった」という意見と「硬い」という意見が入り混じっていたのでどうなんだろうなと思っていました。
しかし、実際に打った感想としては「打感は20年モデルよりマイルドでふり抜きは現行通り。
そして、ボール自体は威力をしっかりと出せるラケットになっていた」というものでした。
また、打感がマイルドでボールをつかむ感覚が現行より強いため、回転もかけやすかったです。
生徒にも使ってもらいました
普段Vコアプロを使用している生徒さんも興味をお持ちでしたので使ってもらいました。
感想として「普段よりボールを潰す感覚は薄くなるものの楽に強いボールが打てる」というものでした。パワー系ストローカーの方で、力みやすい傾向にあるのですが、Ezoneだと軽く振っても威力が出るためか、非常にスムーズに打てていました。
回転のコントロールという点では、やはりVコアプロより弾きが良い分、苦労しているように見受けられました。
捕えている感覚が強いのはやはりVコアプロの方だということで、反発力を求める方にはEzone、捕えた感はVコアプロといった棲み分けがされているんだなという状況ですね。
ボレーに関して
ボレーは20年モデルも22年モデルもあまり大きな差を感じませんでした。
自分自身のラケットには3時、9時の位置に重りを張っていることもあり、面の安定性は自分のラケットの方が上に思いましたが、タッチ感という点では大差なし。
ただ、ストロークのときにも思いましたがDEMOのストリングは自身のセッティングより硬い。
20年モデルに50ポンドでポリツアーを張れば非常に硬く感じること間違いなし。
それを考えると、やはり22年モデルは打感がマイルドになっていることは間違いないと思います。
やはり打感が柔らかいとボールを乗せて運ぶ感覚も出せますし、コントロールしやすいですね。
Vコアプロなどと比較すると反発力もあるため、少し差し込まれた状況からでも返球がしやすいですし、パワー不足を感じることも少ない。
打感が硬いラケットはボレーのコントロールが非常に難しいのですが、今作のEzoneはその点非常に楽でした。
特にローボレーやハーフボレーの感覚は非常によかったです♪
タッチを出しやすかった(^O^)
1つ気になるところが・・・
全般的に好印象の新Ezone(22年モデル)。
1つ気になるのはスロートの根本部分。
おそらくフレームが分厚くなったのがここなのだと思います。
ちょっと膨らみが気になるんですよ( ;∀;)
いや、細かいとこ気にするなよということだと思うし、プレー中は気にならない。
でも、、、ちょっとなぁと思う。
個人的な話ですが、シャフト部は左手で頻繁に触るのでスラっとしていてほしいんです。
さわった感覚がちょっとイマイチというか気持ち悪い。
その点が唯一このラケットに対して思った不満。
お写真コチラ。ちょっとわかりづらいですが、、、グリップ側からXの文字のあたりが太く、その先がすこーし細くなっているのがわかるでしょうか?
これがとっても違和感なのです( ;∀;)
慣れるでしょうけど、ちょっとね。
まとめ
打球感はDRに近づいたというのは本当だと感じました。
個人的には普段のセッティングより10%以上硬いテンションで打っているのに、いつもと変わらない感覚で打てる。
タッチ感もいいですし、球のノリがいいので回転もかけやすい。
非常に好印象でした!なによりデザインが20年モデルより好みですw
是非一度試打をしてみてください。
これなら2018モデルや2020モデルを試してNGだった人も印象が変わる気がします!
【予約品】ヨネックス(YONEX)テニスラケット イーゾーン98 2022(EZONE 98)07EZ98
よりパワーが欲しいというかたや女性ユーザーには100の方がお勧めしやすいです。
両方を打ち比べしてパワーの面でどちらがいいか検討するとよいと思います!
【予約品】ヨネックス(YONEX)テニスラケット イーゾーン100 2022(EZONE 100)07EZ100
(参考:ラフィノ様のEzoneのインプレ動画)
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