前回はVコアプロ100のインプレをお届けしましたが、続いてVコアプロ104を使用できました♪
ストリングこそ自分の普段使いのものと違いますが、職場で試打できるのはありがたい限りです(^^)
Vコアプロ104(2021年9月末発売)をインプレ♪
初中級と中級のレッスンでVコアプロ104を使用しました。
私自身は”フェイスサイズ104”という点で興味が薄かったのですが、初中級の生徒さんにセールスする目的もあり、コートに持ち込んでみたというのが正直なところ。
前回Vコア100を試打した際にもスペックを記載しましたが、ラケット別のスペックは次の表のとおり。
Vコア100のインプレ記事はコチラ
スペックだけを見ると104インチ290gmなので、初級~中級くらい人にも扱いやすそうというのが第一印象ですね。
今回はメーカー様から貸し出しを受けているラケットのため、ストリングもメーカー推奨のストリング(レクシススピード)が張ってありました。
実際に使用した印象
総評として感じたのは以下でしょうか。
【操作性】取り回しは非常に楽で軽さの割に力負けもしない
【パワー】スイングスピードがある程度の速さを超えると飛びすぎる!?振動止めを付けるとGOOD!?
【スピン】可もなく、不可もなく(スピンアシストは控えめ)
打球感について
ほぼすべてのショットを試しましたが、非常にマイルドな打感で扱いやすかったです。
前作のVコアプロをイメージして打つと「完全に別物」な打感と感じる人が多いのではないでしょうか。
特に前作を「硬い」とか「飛ばない」「金属的」などと思っていた方には是非一度試してもらいたい!!
実際、初中級&中級の両クラスで「前作は硬かったけど、これは良い!」と生徒さんからも感想をいただきました。
特に優秀だと感じたのは「ボレー」でした。
自分のEzoneや前回試打したVコアプロ100と比較しても使いやすさ抜群でした。
面の安定感、捕えた感触、パワーともに文句なし。
Vコアプロは”ストローカー御用達”のイメージでしたが、このVコアプロ104はダブルスでも大活躍しそうな雰囲気です!!
操作性について
これに関しては普段使用しているラケットがフレームのみで320gmオーバーなので、、、
”軽くて取り回しは相当に楽!”という感想です。
ただ、軽いラケットはふり抜きが微妙と感じたり、ボールに負ける感覚があるものが多いのですが、今作はそれはありませんでした。
またVコアプロ100との比較でもふり抜きはVコアプロ104の方が良いと感じました。
フェイスサイズが大きいのにふり抜きがいいという非常に面白い存在だなと思います。
パワー(弾き感)について
フェイスサイズ104inchということもあってか、非常にパワーがあるラケットだと思います。
フレーム厚は22mmと、Vコアプロ100より薄くなっているのですが、非常によくボールを飛ばしてくれました。
特にボレーは本当に楽でした。
Ezone98からの乗り換えを真面目に検討しようかなというレベル。
そのくらいハマりました。
一方でストロークは叩きにいくと少し飛びすぎるなという印象でした。
あわせて打っている分には楽できるのですが、スイングスピード次第では抑えがききづらいかなと。
中級の生徒さんは、”振動止めを付けたらかなり良くなった”と言っていました。
ストリングのたわみが少し抑えられたことが原因なのかなと思います。
そのあたりはストリングの種類やテンションでも調整が可能ですので大きな問題ではないかと思います。
1つ間違いないのは”Vコアプロだけどパワーがあり使いやすい”というですね。
スピン性能について
そもそものVコアプロのコンセプトは”ボールを潰してヘビースピンをかける”的なことになっています。
そのため、スピンアシストはそんなに重要視されていないのだと思っています。
Vコアプロの特徴説明(Yonex公式HP)でもパワーやしなりをアピールしているものが多く、スピンはそこまで表に出てきていません。
※全くないわけではありません。
なので、個人的な印象としても”かければかかる”といった印象です。
WilsonのSラケのような「スピン量がはっきり増えた」というような印象はない。
むしろEzoneの方が回転はかかります。
これに関しては生徒さんも同意見でした。Ezoneの方がはっきり回転かかるよねって。。。
回転グリグリのテニスを目指している方は、Vコアプロを選択肢に入れない方がよいと思います。
各ラケットの特徴と目指す方向性を考慮しましょう!
Vコアプロ104を勧めるなら
このラケットは中級クラス程度の方を中心に幅広くお勧めできると思います。
特にフルスイング中心のテニスには向かないですが、、、
そういう方はそもそも104インチに興味を示さないでしょう( ´艸`)
ボレーの感覚が非常によかったのでダブルスプレーヤーも是非試してみてほしいなと思います。
コメント
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