前回記事にしたポリツアーレフのインプレ。
張り上げてから1か月が経過したので少し追記致します。
<初回インプレ記事はコチラ>
張りたては・・・
以前の記事でも紹介しましたが、このストリング、張りたての打感としてはポリツアープロやポリツアーエアーと比較して少し硬めのパリッとした打球感でした。
硬いといっても球離れは良かったですし、ストリングの滑りが抜群によいということもあって非常に爽快な打球感と評価しました。
ポリに時々ある「硬すぎて使えない系ストリング(ポリポリしているとか針金みたいとか言われるヤツ・・・)とは別物」でした。
比較的広い層のプレーヤーが使えそうな感じの硬さで好印象というのが第一印象です。
1か月使ってみて
1か月使用して思うのは、、、
ストリングが伸びてくるとかなりコントロールに苦労するという印象です。
ポリツアープロの方が伸びてからでもコントロールはしやすいと思います。
そしてポリツアーAirの方が伸びづらいと思いました。
以前紹介したアプリで計測した限りでは、Revの方がAirよりテンション維持性能は悪かったです。
原因を考察してみた
あくまでも私見ですが、ストリングの滑りの良さが裏目に出ているのではないかと思います。
Revの特徴として”SIF製法(※)”によるストリングの滑りやすさが挙げられます。
※ストリング内部までシリコンオイルを浸透させるYonexの独自製法ですね!
張りたてでテンションが適正なうちは打球時に程よくストリングが稼働し、スピンや弾きにつながっていた印象でした。
伸びてきたなと思ってからは、、、計算しづらいストリングの動き(動きすぎる)によって、弾道が思っている以上に上がったり、ボールが面にのりすぎてアウトするといった印象が強かったです。
自分自身はストロークはフラット系が中心です。
サーブはスピンサーブがメイン。
前述の「コントロールしづらい」という傾向はサーブで一番感じました。
あとは少し低い打点になったストロークでしっかりと回転をかけようとしたとき。
普通の打点でフラット系に打っている分にはそこまでの違和感がなかったですね。
ちょっとWilsonのSラケの感じに似ているかなと思いました。
Sラケはストリングの本数を通常と違うパターンにすることで、ストリングの稼働域を広げ(スナップバックを多くすることで)スピンをかけやすくするというコンセプト。
アプローチの方法は異なりますが、どちらもストリングが自分の普段使用するセッティングよりも動きやすい状況になっていました。
それがこの「計算できない飛び方をしてアウトになる」という印象につながったのだと思っています。
1か月使い倒した結果として・・・
張って2~3週間目くらいまでは秀逸なストリングと思います。
特に軽い力でボールをスパッと飛ばしてくれる感覚は同じポリツアーシリーズの中ではトップクラスかなと。
何よりスピンと弾きのバランスが良いです!
難点は、、、ある程度使用(私の場合で3週目くらいから)してからのコントロールが落ちてくる感じと、そもそも論ですが色の派手さでしょう。
この色は、、、正直Ezone(青色)に張っていましたが、似合っているとは思いませんでした。
ポリツアーエアーの水色やポリツアープロの黄色の方がまだよかったw
そして、、、やはりポリツアープロと比較したときの価格もネックかなと思います。
が、2~3週間で張り替えるという方(主に自分で張替える方でしょうか)等には非常にお勧めしやすいストリングかなとも思います。
が、正直なところ私はもういいかな(ーー;)
コスパのこともありますし、この計算できない感覚はどうやっても許せないのでこれだったらポリツアープロを使おうと思いました。
あくまでも私見ですが、ポリツアーシリーズであればやはりポリツアープロが総合的にお勧めかなと思います。
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