Ｖコアプロ（2021年9月発売）を試打しました
遂に勤務先のスクールに試打ラケの入荷がありました。
メーカーＨＰに掲載されていた写真で見るかぎり、かなり攻めたデザインだなと思っていました。
好みの分かれそうなデザインです。
緑×紫ですからね。
この写真で見るとそこまで紫は目立っていませんね(^^)/
それでは早速実物を見ていきましょう♪
３機種入荷
うちの店舗に入荷したのは１００、１００L、１０４の３機種です。
その中でも私が試打したのは”他のラケットと比較しやすい”１００”です。
やはり売れ筋というのもあり、どのメーカーでも、多くのシリーズにフェイスサイズ100inch、重さ300ｇｍが設定されています（俗にいう黄金スペック）。
そのため、ラケット自体の性能差を体感しやすいのが１００のいいところです。
フレームの性能差（特徴）を感じるためには同じスペックのラケットで比較するのが一番！
フェイスサイズ100のラケットは多くのモデルにあるので比較に最適です！！
Vコアプロ100を使ってみて感じたこと
２．フレームがはっきり”ぶ厚く”なり、Ｖコアプロらしからぬパワフルなボールが飛んでいく
３．紫が思っていた以上に目立つｗ
第一印象で感じたのはこの３つです。
まず、１、２つ目の点については、（前作と比較して）はっきりと感じました。
初中級クラスのレッスンで使用したので、フルスイングは一度もしていません。
生徒さんのボールに合わせ軽くラリーとゲームをしただけ。
DuelＧのときや前作などは、”しっかりと打った時は気持ちよくコントロールできるが、ある程度打ちにいかないと飛ばない（アシスト感は非常に少ない）”と感じました。
が、今作はそのあたりが改良された（一般ユーザー向けになった）のかなと思います。
※生粋のVコアユーザーからすると改悪と取られるかも！？
メーカーHPを見てもフレーム厚の改良やしなりの点での改良がPRされています。
そして、３点目。
張り上げてあったストリングがポリツアーレブの新色（紫）だったから余計に思ったと思うのですが、、、”紫が思ってた以上のインパクト”
某人気アニメ「●●●● ゲリオン」を連想するのは自分だけではないはず( *´艸｀)
レッスン後に上級クラスの生徒（元アルバイトコーチ）が通りかかったので、、、
「エヴァとYONEXのコラボラケットです！」と言って見せたら信じてくれましたｗ
ただ、逆サイドから見るとあまり紫が目立ちません。
Vコアプロらしいデザインだなと。
使ってみた印象
各ショットを一通り打ってみましたが、前作と比較して”非常に使いやすくなった”という印象でした。
パワーも十分ですし、打球感も非常にマイルド。
初中級のレッスン中に興味を持った生徒さんにもお貸ししましたが、私と同じ意見でした。
※その生徒さんは過去にＶコアを検討されていたのですが、、、試打した結果、”カンカンしていてボールがあまり飛ばない”と言って、Ｅzone100を購入した方です。
少なくとも従来モデルより”しなり”と”パワー”がＵＰした点は実感できるようです。
ただ、個人的には使いやすいものの、Ｖコアプロというモデルに惚れている人からすると”飛びすぎる”とか”フレームが分厚くなりすぎて違和感”といった意見も出るのではないかと思いました。
このあたりは何を優先するか、、、といったところでしょうか。
ストリングがポリツアーレブだったことも影響していると思いますが、回転もしっかりとかかっていました。
１６×１９のストリングパターンなんですが、少しＶコアプロにしては目が粗い（回転がかかりやすい）かなという印象でしたね。
競合しそうなモデル
使ってみて最初に似ているなと感じたのはCX400とCX400Tour（ともにDunlop）です。
どちらも中厚フレームでそこそこパワーもある。
そして打球感はマイルドながら捕えた感も少しあるという点で似ているなと。
明確に違うのはストリングパターン（回転性能）でVコアプロの方がセンター部分の目が粗く、回転はかけやすいという印象。
購入を考えるのであれば是非打ち比べしていただきたいと思いますね。
主観ですが、打球感（ボールを捕える感覚）を優先するならCX400Tourを。
パワー＋回転を優先するならＶコアプロ100、パワー＋コントロールで考えるならCX400というイメージです。
そして、まだ試打できていませんが、スイングスピードに自信があり、ボールを潰せる方であればVコアプロ97か97Dを、、、と言いたいところですね！
スペック
今回発売されるＶコアプロのラインナップは全５機種です。
細かい差異がありますが、、、面白いのは104の存在感でしょうか。
100よりもフレームが細いのが面白い。
このあたりもやはりCX400と類似している印象ですね。
あのシリーズもoverサイズがラインナップされていましたので。
いずれにしても非常に面白いラケットだとは思いますので機会があれば是非試してみてください！
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