今回は新製品の紹介です。
プリンスのファントムシリーズに亜種が登場します!!
今回登場するのはなんと「フラット専用」モデル!
この時代にフラット専用!?と思わなくもないですが、フラット系のストロークを打つ自分からすると非常に気になるモデルです。
今回はこのラケットについて見ていきましょう♪
ファントムF1(Prince)~2022年4月発売~について
スペックの確認
まずはスペックを確認します。
今回は1機種だけの発売なのでファントム、ファントムO3と比較しました。
スペックの違いだけでいえば、以下の点が異なっています。
・重さは305gmですが、若干トップヘビー(320mm)
・フレームがファントムシリーズで最厚
・ストリングパターンが18×18と目が細かい設計
フェイスサイズが98とやや小さくなりましたが、これはフラット系のスイングに対するふり抜きの良さを求めた結果かと思います。
また、少しトップヘビーかつ、ストリングパターンを細かくしたことで、従来モデル以上に”ボールを潰しにいける”設計になったと考えられます。
スピン性能がどれほどなのか気になるところではありますが、フラット系でテンポよくボールを打っていくプレーヤーにとっては非常に気になる選択肢となるのではないでしょうか!?
新たに搭載された技術
従来のファントムシリーズに搭載されていたテクノロジーは今作にも搭載されています。
1つ決定的に違うのは「ディンプルフレーム」です。
ゴルフボールの表面のように凸凹をつけることで空気抵抗を減らすことができるというものです。
様々なラケットで素振りをするとわかりますが、フレームの「空気抵抗」とか「ふり抜き感」ってラケットによって全然違います。
ストロークを打つ上でふり抜きの良さは非常に大切!
そういう点でもこのフレーム、非常に気になるところです♪
デザインがかなり独特!?
このラケット、相当デザインが独特です。
フェイス部分はファントムO3などと同じく紺色系の落ち着いたカラーリング。
違いはスロート部分。
なんと真っ白!
少し好みがわかれそうではありますが、、、
どうでしょうか?
(参考)ラケット紹介動画
ラフィノ様のYoutubeチャンネルでこのファントムF1の紹介動画が搭載されています。
かなり詳しく説明されているので興味がある方は是非こちらも参考にしてもらえたらよいなと思います。
というか、動画内でのヒッティングのボールがえぐすぎる。
こんなフラットでスピードあるボールが打てるようになるなら誰しもが買うのでは!?
と言いたくなるくらいデモがパーフェクトで笑ってしまいました。
コーンの飛び散り方が爽快ですw
(追記)生徒インプレ
中級の生徒さんが購入し、使用されたので感想をもらいました。
生徒さんは40代の男性、フラット系のストロークも打ちますが、スライス多用型のネットプレーヤーです。
<生徒さんの声>
フラット専用と銘打っているけど、回転は意外とかけやすいです。
もちろん、スピン性能をウリにしているラケットと比較すれば回転量を落ちるのでしょうが、十分必要な回転はかかるし、変に弾道がブレないのでコントロールしやすかったです。
スピードのあるボールでコントロールしやすいし、取り回し的にも非常に使いやすいラケットだと感じました。
スライス系(ボレー含む)が特に捕えた感覚が得られ、安心感がありました。
ある程度スイングしてあげないとダメだと思いますが、グリグリスピンのプレーヤーでなければ選択肢に入れてよいのではないでしょうか?
といった感想でした。
個人的に思うのは、回転重視(特にスナップバックしやすい)ラケットは弾道のコントロールが難しい。
どうしても持ち上がってしまったりするケースが多い。
新しいSX300やピュアドライブはこの傾向が強いと思っています。
いい感じに打てることも多いですが、時折、理解できない抜け球が飛び出す。
原因はスナップバックのし過ぎなんだと解釈しています。
スイングの軌道以上にボールを持ちあげちゃう( ;∀;)
その点、このフラット専用を唄うファントムF1は軌道補正が入りづらい。
とはいえ、コントロール性能をウリにする競技系ラケットのVコアプロ97D(Yonex)とか、プレステージ(Head)ほどハードではない。
バランスが非常にとれた優秀なラケットなんだなと改めて感じました。
グリグリスピンのプレーヤーには向かないと思いますが、意外と幅広く使えるラケットのファントムF1、是非一度試してみてはどうでしょうか!?
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