最近、自分のクラスの生徒さんに言われて気づいたことがあります。
テニスシューズって靴紐のモデルばかりですよね。。。
ダイヤル式のシューズはないの?
その方はゴルフを趣味とされているのですが、確かにゴルフだとダイヤル式のシューズが多いイメージ。
私もゴルフをしますが、シューズはダイヤル式です。
こんなやつですね!
このモデルはカカトの部分にダイヤルがついており、回すと靴紐がしまるというもの。
初めてダイヤル式を試着した際、
「これは便利!めっちゃ楽!!手袋してても着脱できるやん♪」って思いました。
で、脱ごうとしてダイヤルをさっきと逆に回しました。…が!?
ん?ダイヤルが空回りして紐が緩まない…(´;ω;`)
不良品??
・・・
定員さ~~~ん!!(汗)
そう、ダイヤル式のシューズは紐を緩めるときは反対回しにしてもダメなんです。
ダイヤル部分を引っ張ると緩む仕様になっています。
全てのシューズを確認したわけではありませんが、基本はこういった構造。
めっちゃ恥ずかしかったですねw
さて、前段はこのくらいにして本題です。
ダイヤル式のテニスシューズ
そもそもあるのか!?
テニスシューズでダイヤル式があるかないか・・・
結論、あります。
ただ、選択肢は極端に少ないです。
正直ネットで検索してヒットするのはこの1足くらい?かと思います。
ちなみにこちらのシューズはYONEXの公式カタログ上にもラインナップされている現行モデルです。
ただ、今回の件でメーカー(Yonex)に発注をかけたのですが、2021年9/10現在メーカー在庫が欠品中とのこと。
そして入荷時期未定でした。
やはりコロナの影響もあり、減産しているのでしょうか。。。
ダイヤル式のメリデメを考える
テニスではダイヤル式のシューズが少ないですが、他の競技では結構ふつうにあったりする。
なんでなんでしょう?ということでメリデメを考えてみたいと思います。
メリット
ダイヤル式シューズのメリットは何と言っても着脱のしやすさです。
ダイヤルを回すだけ締めつけられるシステムはとても便利!
また緩めるときもワンタッチ(ダイヤル部を引っ張るだけ)でOKという手軽さ♪
個人的には靴の着脱に関しては何一つ不自由は感じられません。
デメリット
基本的にデメリットは特にありません。
しいてあげるなら次の点です。
・ダイヤルを回すと足首側から締まる
⇒足首側が締まっていても、つま先側が緩めの状態になりがち
・紐が切れた際に修復が困難(修理依頼すれば治るけど、自分では何もできない)
・ダイヤル部が壊れるリスク(生徒さんでネットに引っかかって壊れた人がいます)
1点目については、そもそもかなり丈夫な素材を使用しているとのことで、切れることは稀です。
が、靴紐は簡単に交換できますが、こちらは個人修復不可能です。
この点はデメリットかなと。
2点目ですが、ダイヤル部が出っ張っているため、ネット際を歩行した際にネットにダイヤルがひっかり壊れた(ツメみたいなのが折れた)生徒がいます。
気をつけておけば滅多に起きる事故ではないと思いますが、靴紐タイプのシューズであれば発生可能性0なので、若干デメリットかなと。
3点目は構造上やむを得ないのですが、足首側から巻き取られて締まっていきます。
足全体をきっちり締めようとすると足首側が少し痛いくらいになります。(私個人の場合)
なので靴紐タイプにくらべてフィット感は弱めになります。
ただ、いずれも重箱の隅をつつくような話なので、大きなデメリットはないと思います。
なぜテニスシューズは靴紐タイプが圧倒的多数なのか
なぜテニスシューズにダイヤル式が増えないのか。
理由を考察してみます。
前述した3つ目のデメリットが大きいかなと思います。
テニスは前後左右に激しく動くスポーツです。
全体がしっかりと締まっていないと靴の中で足が動いてしまいロスが生じます。
靴紐タイプであれば足先の方からしっかりと締め上げていけるため、シューズと足がフィットしやすく、また緩みづらいです。
そのため、各メーカーともテニスシューズでは靴紐タイプが主流になっているのではないかと思います。
ただ、アスリート向けのハイエンドモデルは靴紐一択かもしれませんが、エンジョイ層に対してはダイヤル式の方が楽だし、需要があるのではないかと思います。
今後の各メーカーの動きに注目ですね。
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